APMインサイト(Ruby on Rails版)
PHPエージェントをWebサーバーに展開すると、エンド・エンドのWebトランザクションが認識可能となり、パフォーマンスの問題切り分けや手早い解決ができます。PHPアプリケーションのパフォーマンスを監視するには、Site24x7エージェントをWebサーバーに展開する必要があります。エージェントはアプリケーション パフォーマンス メトリックを収集し、Site24x7中央サーバーに60秒ごとに送信します。
サポート環境
ご利用手順
APMインサイト エージェント(Ruby on Rails版)
- APM > APMインサイトタブ と選択してださい。
- Rubyタブをクリックし、ファイルをダウンロード。
- ダウンロードをクリックし、アプリケーション サーバーにエージェントを展開してください。
- Rubyエージェントのインストールは2通りの方法があります。
エージェントの設定
- アプリケーションのそれぞれについて、アプリケーションgemfileに次の行を追加してください。
gem 'site24x7_apminsight'
または、
- アプリケーションのそれぞれについて、アプリケーション初期化ブロックに次の行を追加してください。
require 'site24x7_apminsight'
- 設定ファイルapminsight.confのコピーは、<Gem Installed folder> /site24x7_apminsight/conf/ にあります。このファイルをアプリケーションのホームにコピーしてください。
- 次の設定オプションは必須項目であり、初期化するエージェントへ指定する必要があります。
application.name:Site24x7に表示するアプリケーション名
license.key:ライセンスAPIキー(Site24x7 APMインサイト ホームページにログイン後に入手)
agent.server.port:アプリケーション サーバーのHTTPリスニング ポート
エージェントが正しくインストールされたか確認するには、コマンドgem listを利用します。このコマンドで、マシンにインストールしたgemがすべて表示されます。site24x7_apminsight gemファイルがあるか、確認ください。
APMインサイト エージェント設定
バックッグラウンド通信の追跡
類似トランザクションのグループ化
トランザクション名が動的に決まることは、多くのアプリケーションで、日常化しています。そのため、アプリケーションのパフォーマンス追跡は、困難になりつつあります。動的Webトランザクションの場合、アプリケーションは同一URLを提示するもの、起動のたびに一意の識別子(英数字)を埋め込むため、トランザクション名自体が別物に見えるのです。Site24x7の、類似トランザクション グループ化機能を利用すれば、多くの動的トランザクションを、監視すべき実際のURLへ、まとめることが可能です。
Rubyエージェントの設定手順
- 新規ファイル"transaction_merge_patterns.conf"を、アプリケーション サーバーで、apminsight.confファイルのあるディレクトリに、作成してください。
- テキスト エディターでファイルを開き、キー・バリューのペアを、次の構文で指定します。
Regular expression of URLs=new_name_to_be_assigned
- Railsサーバーの開始か再起動で、以後、実行されるトランザクションすべてが、上記定義のパターンでトランザクションにマージされます。
例:
ruby/shop/item/laptops/.*=shop/laptops
ruby/shop/item/.*/dell/.*=shop/item/dell
.*/cart/purchase=shop/purchase