ヘルプ 管理 フルスタックエージェント フルスタックエージェントのカスタマイズ

フルスタックエージェントのカスタマイズ

ご希望に基づいたフルスタックエージェントタイプのインストール方法、各エージェントタイプの機能、設定内容などについて記載します。

モード

ご要望に基づいて、下記のモードの中からフルスタックエージェントをカスタマイズできます。

フルスタックオブザーバビリティモード

最も多くの機能をもつモードです。このモードでカバーされている機能は次のとおりです。

  • サーバーアップタイム監視
  • サーバーパフォーマンスデータ収集
  • MicrosoftおよびLinuxアプリケーション監視
  • Applogsによるログ管理
  • プラグイン
  • APMインサイトによるアプリケーションパフォーマンス監視

サーバーとホストでフルスタックオブザーバビリティモードを有効にするには、サーバーホストのOSごとのコマンドまたはインストーラーパッケージを実行します。

Windows

インストーラー操作中にフルスタックエージェントをウィザードで選択してください。
コマンド実行を希望の場合は、次のコマンドを使用してください。

msiexec.exe /i Site24x7FullStackAgent.msi EDITA1=<Device Key> AUTOMATION=TRUE AGENT_TYPE=FSO ENABLESILENT=YES REBOOT=ReallySuppress /qn

Linuxおよびその他UnixベースのOS

wget https://staticdownloads.site24x7.com/server/Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh
bash Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh -i -agent_type=fso -automation=true -key=<Device Key>

インフラモード

ITインフラの監視を行うインフラモードでは、ITインフラの各レイヤーの監視のみを行う機能が搭載されています。
監視できる項目は次のとおりです。

  • サーバー/VM/ホストアップタイム監視
  • サーバー/VM/ホストパフォーマンスデータ収集
  • MicrosoftやLinuxアプリケーション監視
  • Applogsによるログ管理
  • プラグイン

サーバーとホストでインフラモードを有効にするには、サーバーホストのOSごとのコマンドまたはインストーラーパッケージを実行します。

Windows

インストーラー操作中にフルスタックエージェントをウィザードで選択してください。
コマンド実行を希望の場合は、次のコマンドを使用してください。

msiexec.exe /i Site24x7FullStackAgent.msi EDITA1=<Device Key> AGENT_TYPE=INFRA AUTOMATION=TRUE ENABLESILENT=YES REBOOT=ReallySuppress /qn

Linuxおよびその他UnixベースのOS

wget https://staticdownloads.site24x7.com/server/Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh
bash Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh -i agent_type=infra -automation=true -key=<Device Key>

カスタムモード

カスタマイズ可能なエージェントであり、監視を独自のニーズに合わせて調整できます。カスタムエージェントでは、さまざまな機能から柔軟に選択できます。

デフォルトではインフラエージェントがインストールされます。

次のパラメーターをカスタマイズできます。有効化と無効化により監視モジュールを選択します。

Windowsパラメーター Linuxパラメーター アクション
MANAGEMENT_ACTIONS=FALSE -management_actions=false VM、IISサイト、Hyper-V VMの起動と停止といった管理アクションを無効にします。
PLUGINS=FALSE -plugins=false プラグイン監視を無効にします。
SERVER=FALSE -server=false サーバー/ホストパフォーマンスのデータ収集を無効にします。
APPLICATIONS=FALSE -applications=false Microsoftアプリケーション(IIS、Active Directory、Sharepointなど)とLinuxアプリケーション(Dockerなど)の監視を無効にします。
AUTOMATION=FALSE -automation=false エージェントからIT自動化コンポーネントを削除します。このアクションは後で変更できません。インストール後に変更にしたい場合は、再インストールが必要です。
APM_INSIGHT=TRUE -apm_insight=true APMインサイトエージェントをインストールするためのAPM自動プロファイラーを有効にします。

上記により、ITインフラの管理と最適化のためによりカスタマイズ性の高いアプローチを行えます。

サーバーやホストにカスタムエージェントをインストールするには、そのサーバーホストのOSに基づくコマンド実行するか、インストーラーウィザードで有効化してください。

APMインサイトを有効化し、プラグインモジュールを無効化する場合のエージェント設定例は次のとおりです。

Windows

msiexec.exe /i Site24x7FullStackAgent.msi EDITA1=<Device Key> APM_INSIGHT=TRUE PLUGINS=FALSE AUTOMATION=TRUE ENABLESILENT=YES REBOOT=ReallySuppress /qn

Linuxおよびその他UnixベースのOS

wget https://staticdownloads.site24x7.com/server/Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh
bash Site24x7FullStackAgent_LinuxIns.sh -i -apm_insight=true -plugins=false -automation=true -key=<Device Key>
  • デフォルトでインフラエージェントがインストールされるため、「APM_INSIGHT=TRUE/-apm_insight=true」パラメーターが追加されます。これを追加しないとAPMインサイト機能は使用できません。
  • 単一のコマンドで複数の監視機能を追加および削除できます。

サーバー監視の設定方法

サーバー/ホスト監視の構成設定の詳細はこちらのページをご確認ください。複数のサーバー設定プロファイルを作成し、設定ルールから対象のサーバー/ホスト監視に関連付けられます。