AWS Application Load Balancerのしきい値設定(ELB)
AWS Application Load Balancer監視に、しきい値設定プロファイルを追加
新規Application Load Balancerを追加すると、デフォルトしきい値プロファイルに関連付けられます。このプロファイルには、関連しきい値が事前投入されていません。デフォルトしきい値のプロファイルを編集することも、自社独自のものを新規作成することもできます。
Application Load Balancerに新しくしきい値設定を作るには、次の手順で操作してください。ユーザー追加とアラート設定のカスタマイズは、ユーザーとアラート管理のページを参照ください。
- 管理 > 設定プロファイル > しきい値・可用性 とクリックしてください。
- しきい値・可用性画面のしきい値・可用性をクリックしてください。
- 次の情報を指定してください。
- 監視タイプ:ドロップダウンからApplication Load Balancerを選択。
- 表示名:対象を特定するラベルとして使います。
Application Load Balancer監視のパフォーマンス カウンターを下に記します。フィールドに値を指定すると、しきい値になります。しきい値に違反があると、監視ステータスが変わり、設定した通知手段でアラートを発します。

しきい値設定が終われば、プロファイルの保存をしてください。その後、新規作成のしきい値プロファイルは、しきい値・可用性画面に表示されるようになります。
高度なしきい値設定(作戦):
対象とする作戦を選択し、パフォーマンス カウンターの条件を適用すれば、しきい値違反を検証することができます。たとえば、ELBの異常なホストの数が、連続ポーリング間隔で10を超えた場合のみ通知を行うよう、アラート作戦を定義することが可能です。作戦を使い分ければ、パフォーマンス カウンターごとに、アラート基準を定義することもできます(メモ:Application Load Balancerへのポーリングは、5分に1度、行います)。
高度なしきい値設定(作戦):ポーリング回数はしきい値違反を確認する際に、デフォルトの作戦として利用します。しきい値違反の判定には、複数条件
(>、<、>=、<=)を、対象しきい値作戦へ適用することができます。下記の作戦に適用される条件がtrueの時、監視のステータスは
「トラブル」に変わります。
- ポーリング回数でのしきい値条件確認: しきい値に適用する条件が、指定の「ポーリング回数」を通じて妥当する場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- ポーリング回数での平均値:属性値平均が、指定のポーリング回数にわたり、継続してしきい値への適用条件を満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- 指定期間での条件確認(分):しきい値への指定条件が、設定期間を通じて、すべてのポーリングについて継続して妥当の場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
- 指定期間での平均値(分):属性値平均が、設定期間について、しきい値への適用条件を継続して満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
デフォルトでは、複数のポーリング チェック プランが適用されることはありません。適用されるプランがなければ、しきい値違反は、ポーリング1回で判別します。
プラン3「指定期間での条件確認」や4「指定期間での平均値」でしきい値違反を確実に検出するには、チェック間隔を最低2回カバーするように、期間を指定する必要する必要があります。
Application Load Balancer監視のしきい値・可用性の編集
- 編集するプロファイルをクリックしてください。
- 変更するパラメーターを、しきい値プロファイルの編集画面で編集してください。
- 保存をクリックしてください。
Application Load Balancer監視のしきい値・可用性の削除
- 削除するしきい値・可用性画面で削除するプロファイルをクリックしてください。
- これによりしきい値プロファイルの編集画面へと移動します。
- 削除をクリックしてください。