Zoho Directoryの管理組織レベル設定

Zoho Directoryは組織全体の管理アクションを行う単一プラットフォームです。Zoho Directoryは組織のオンラインアカウントセキュリティを確保するのに役立ちます。

Site24x7とZoho Directoryを連携して、IDとユーザー管理を容易に行えます。例えば、組織名の変更、IP制限とMFAの有効化、パスワードポリシーの更新、Active Directoryのユーザー同期、ユーザーの自動承認などを行えます。

組織のZoho Directory設定

Site24x7、StatusIQ、CloudSpendとZoho Directoryを連携

Site24x7のマイアカウントページの下部にある組織設定オプションをクリックすることでZoho Directoryと自動で連携できます。組織のスーパー管理者または組織管理者のみこの操作を行えます。

アカウントを連携すると、Zoho Directoryの管理者として追加されます。Site24x7のその他ユーザーや管理者もZoho Directoryのユーザーとして追加されます。Zoho Directoryの管理者ロールを他のユーザーや管理者に割り当てるには、Zoho Directoryの管理タブに移動して、+アイコンをクリックした後、管理者ロールを割り当てるユーザーを選択してください。その後、割り当てるをクリックします。

上記は自動連携手順です。手動手順は次を参照してください。

手動連携

  1. Site24x7のユーザー名とパスワードでZoho Directoryにログインします。
  2. 会社名、ポータル名、電話番号(任意)を入力してZoho Directoryアカウントを作成し、アカウント作成をクリックします。
  3. アプリケーションタブに移動して、アプリケーションの追加をクリックします。
  4. 開かれたポップアップでSite24x7を検索し、追加をクリックします。
  5. アカウントを選択して次へをクリックします。
    • ビジネスユニットも同様にここに表示されます。
    • MSPアカウントの場合、デフォルトでMSPポータルのみ表示されます。MSP顧客を表示するには、ユーザーページのユーザーロールドロップダウンで有効化する必要があります。Site24x7サポート窓口にお問い合わせすることでこれを有効化します。
  6. 追加をクリックして、ユーザーの追加を確認します。
  7. OKをクリック後、アプリケーションタブにSite24x7が表示されます。

StatusIQとCloudSpendも同様の手順で連携します。アプリケーションポップアップで、Site24x7ではなく各アプリを選択してください。

Site24x7、StatusIQ、CloudSpendとの連携後、各アプリにユーザーを追加すると、Zoho Directory上にも自動で追加されます。

Site24x7とZoho Directoryを連携したら、Freeプランでも7500ユーザーをZoho Directoryに追加できます。

Zoho Directoryでのユーザー管理

Zoho Directoryで、Site24x7、StatusIQ、CloudSpendといったアプリケーションにユーザーを割り当てられます。

  1. Zoho Directoryにログインします。
  2. アプリケーションタブに移動し、ユーザーを追加したいアプリケーションをクリックします。
  3. ユーザーを割り当てるをクリックします。
  4. 情報を入力し、割り当てるをクリックします。

Zoho DirectoryとSite24x7の両方の変更は同期されます。Zoho Directoryでユーザーの更新や割り当ての解除を行えます。

Zoho Directoryの管理者のみ他のユーザーにZoho Directory管理者ロールを割り当てられます。管理者タブに移動し、+アイコンをクリック後、管理者ロールを割り当てたいユーザーを選択してください。その後、割り当てるをクリックします。

信頼ドメインでのユーザー自動承認

Zoho Directoryにドメインを関連付けて、Zoho経由のメールボックスを有効化することで、ユーザーのオンボーディングプロセスを容易にできます。

ドメインが承認されると、そのドメインをもつメールアドレスのユーザーをSite24x7とZoho Directoryに追加できるようになり、ユーザーの認証なくに招待を承認できます。

ドメインの追加と認証方法はこちらを参照してください。

Active Directory/LDAPサーバー同期ツール

Active Directory (AD)ツールでZoho Directoryの会社の既存ユーザー、ユーザーの新規追加、ユーザーの削除の同期を行います。アカウントにユーザーが自動で追加され、特定のアプリケーションに割り当てられます。ジャストインタイムプロビジョニングと同様に、Active Directoryにユーザーが追加されると、条件付き割り当てに基づいてSite24x7アカウントと同期できます。同期設定で同期をスケジュールできます。

例えば、Active Directoryで、条件付き割り当てで、Site24x7に自動でユーザー追加をできます。詳細はこちらを参照してください。

Azure Active Directoryのユーザー同期については、サポート窓口までご連絡ください。

Zoho DirectoryのSAML認証

Site24x7の認証で、ご希望のIDプロバイダからZohoへもSAMLベースのシングルサインオンをサポートしています。この認証を行うと、ユーザーはZohoアカウントとパスワードを使用することなくサインインできます。

Zoho Directoryでカスタム認証を設定できますが、Site24x7へのユーザー自動追加は行われません。
Zoho Directoryでのカスタム認証設定についての詳細はこちらを参照してください。

組織セキュリティ設定

Zoho Directoryで組織レベルのセキュリティ関連設定を行えます。具体的な内容は次のとおりです。