アプリケーションパラメーター

アプリケーションパラメーターはアプリケーションの重要なメトリクスを監視するのに役立つ機能です。アプリケーションパラメーターを用いて監視できるのは次のようなものがあります。

  • 変数のサイズ、値、頻度
  • アプリケーション操作のサイズや頻度

API要求、データベース操作、キャッシュヒットに関する簡単なWeb要求があったとします。単一の要求が複数のリソースを呼び出したり、複数のユーザーが複数の要求を一度に呼び出すことができます。これらの例では、APIが要求された頻度や特定の期間間隔で行われたデータベースの操作回数を把握できます。CPUやメモリがオーバーロードしているかを評価でき、選択した時間間隔でそれがどのようにアプリケーションパフォーマンスに影響しているのかも把握できます。

実際のアプリケーションでは、データベース要求、サービス要求、ユーザー定義のフレームワーク要求のヒット頻度を監視している場合に、アプリケーションパラメーター機能が便利です。アプリケーションパラメーターのレポートに基づいて、ヒットのオーバーロードで引き起こされたパフォーマンスの低下をトラブルシュートできます。

アプリケーションパラメーターの設定方法:

関係する操作:

1. 合計

  • 特定の間隔でパスされたパラメーターの全ての値の合計です。

2.平均

  • 特定の間隔でパスされたパラメーターの平均値です。

全てのパラメーターが次のメトリクスに送られて、頻度を追跡します。

合計:

1.パラメーター名:

  • パラメーター名はアプリケーションのユーザーが入力します。

2.合計値:

  • 特定の期間間隔で対応したパラメーターの集計値です。

平均:

1.パラメーター名:

  • パラメーター名はアプリケーションのユーザーが入力します。

2.合計値:

  • 特定の期間間隔で対応したパラメーターの集計値です。

3.最小値:

  • 特定の期間で収集されたパラメーターの最小値です。

4.最大値:

  • 特定の期間で収集されたパラメーターの最大値です。

5.合計数:

  • ヒットの合計数です。

アプリケーションパラメーターAPIは.NETとJavaエージェントで利用可能です。設定手順は次を参照してください。

.NETアプリケーション:

  1. APMインサイト.NETエージェントをインストールします。
  2. インストールパスにあるDotNetAgent.Api.dllをアプリケーションを参照するために追加します
  3. コードスニペットを指定された場所に追加します。

合計:
パラメーターの特定の間隔でパスされた値の合計です。合計の値に何も入力していない場合は、合計が1ずつ増加します。

DotNetAgent.Api.CustomTracker.Increment("keyName");
DotNetAgent.Api.CustomTracker.Increment("keyName", value);

平均:
特定の間隔でパスされたパラメーターの平均値です。

DotNetAgent.Api.CustomTracker.Average("keyName", value);

例:

public ActionResult Register()

{

DateTime st = DateTime.Now;

double myKeyValue = Convert.ToDouble(Request.QueryString["mykey"]);

//parameter "register" will be incremented by 1 and sent as SUM

DotNetAgent.Api.CustomTracker.Increment("register");

//parameter "mykey" will be incremented by myKeyValue and sent as SUM

DotNetAgent.Api.CustomTracker.Increment("mykey", myKeyValue);

double myKeyAvgValue = GetAverageValue();

//parameter "myavgkey" will be incremented by value and sent as AVG

DotNetAgent.Api.CustomTracker.Average("myavgkey", myKeyAvgValue);

return View();

}

4. アプリケーションを公開し、パラメーターの追跡を開始します。

.NET Coreアプリケーション:

  1. APM Insight .NET Coreエージェントをインストールします。
  2. パッケージSite24x7.DotNetAgent.ApiをNuGetパッケージマネージャーからWebアプリケーションプロジェクトへ追加します。
  3. 所定の位置に次のコードを追加します:
    合計:
    パラメーターの特定の間隔でパスされた値の合計です。合計の値に何も入力していない場合は、合計が1ずつ増加します。


    Site24x7.Agent.Api.Increment("keyName");
    Site24x7.Agent.Api.Increment("keyName", value);


    平均:
    特定の間隔でパスされたパラメーターの平均値です。


    Site24x7.Agent.Api.Average("keyName", value);


    例:

    public ActionResult Register()
    {
    DateTime st = DateTime.Now;
    double myKeyValue = Convert.ToDouble(Request.QueryString["mykey"]);

    //parameter "register" will be incremented by 1 and sent as SUM
    Site24x7.Agent.Api.Increment("register");

    //parameter "mykey" will be incremented by myKeyValue and sent as SUM
    Site24x7.Agent.Api.Increment("mykey", myKeyValue);

    double myKeyAvgValue = GetAverageValue();
    //parameter "myavgkey" will be incremented by value and sent as AVG
    Site24x7.Agent.Api.Average("myavgkey", myKeyAvgValue);


    return View();
    }

  4. アプリケーションを公開し、パラメーターの追跡を開始します。


Javaアプリケーション:

  1. APMインサイトJavaエージェントをインストールします
  2. 前提条件を確認します アプリケーションビルドパス(apminsight-javaagent-api.jar)にあるAPI jarをバンドルします。 推奨している場所は WEB-INF/libです。
  3. コードスニペットを指定の場所に追加してください。
構文:

合計

CustomMetric.increment("key_name")

キーの値は1ずつ増加します。キーはエージェントのポーリング間隔ごとにクリアされます。

CustomMetric.increment("key_name", value)

キーの値は特定の値によって増加します。キーはエージェントのポーリング間隔ごとにクリアされます。

平均

CustomMetric.average("key_name", value)

キーの値が算出されてエージェントがそれを取得した後、そのデータがSite24x7のサーバーにプッシュされます。

例:

private void generateReport(String type)

{

CustomMetric.increment(type);

// Other app operations

double averageValue = getAverageValue();

CustomMetric.average(type, averageValue);

アプリケーションパラメーターの表示方法:

  1. Site24x7アカウントにログインし、> アプリケーション > アプリケーションパラメーターにアクセスします。
  2. 入力した名前や合計や平均といったパラメーターの種類とともに、操作や変数用に作成されたアプリケーションパラメーターが右側に表示されます。
  3. 表示したいパラメーターをクリックします。そうすると、今後の参考までにビューの作成や保存、更新が行うことができます。




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