ヘルプ APM APM(Java版) 類似トランザクションのグループ化

類似トランザクションのグループ化

類似トランザクションのグループ化

トランザクション名が動的に決まることは、多くのアプリケーションで日常的になりつつあります。動的Webトランザクションの場合、アプリケーションは同一URLを提示するもの、起動のたびに一意の識別子(英数字)を埋め込むため、トランザクション名自体が別物に見えるのです。このようなURLを、それぞれ追跡するのは、手間がかかりすぎます。Site24x7の、類似トランザクション グループ化機能を利用すれば、多くの動的トランザクションを、監視すべき実際のURLへ、まとめることが可能です。

設定手順

  • 新規ファイル「transaction_merge_patterns.conf」を、APMinsight.confがあるディレクトリに作成します。
  • テキスト エディターでファイルを開き、キー・バリューのペアを、次の構文のとおり、記載してください。
    Regular expression of URLs/web transaction=new name to be assigned
  • 変更を有効にするには、アプリケーション サーバーの再起動が必要です。

次のWebトランザクションURLがあるものとします。

ebay/shop/item/chocolate/nestle
ebay/shop/item/chocolate/snickers
ebay/shop/item/chocolate/orion
ebay/shop/item/stationary/pencil
ebay/shop/item/stationary/pen

transaction_merge_patterns.confでの指定方法は、次のようになります。

ebay/shop/item/chocolate/.*=ebay/shop/chocolate
ebay/shop/item/stationary/.*=ebay/shop/stationary
ebay/shop/item/.*=ebay/shop/others