ヘルプ EC2 CloudWatch・エージェント連携 EC2インスタンスへのWindowsエージェント デプロイ

Windowsエージェントのインストール

互換性と要件

サポートするOS

  • Site24x7 Windowsエージェントは、Windows Server 2003、2008、2012、2016と、関連サービスパックをサポートしています。

プロセッサーのアーキテクチャ

  • Windows:32ビットと64ビットアーキテクチャ

エージェントのバージョン

  • Windowsエージェント:バージョン18.1.5以上

EC2インスタンスにWindowsエージェントをインストールする

Windowsエージェントをインストールするには、まず、インスタンスへの接続が必要です。

  • インスタンスにリモートデスクトップ クライアントで接続してください。
  • Site24x7 Windowsエージェントの、.msiインストーラー イメージをダウンロード。
  • .msiファイルを開き、Windowエージェントのセットアップ ウィザードを起動。
  • デバイス キーを入力(デバイス キーは、 管理 > 開発者情報 > デバイス キーで見つかります)。
  • エージェントのインストール先フォルダーを指定。
  • ウィザードに従って、インストールを完了してください。

既存のAmazon Machine Image(AMI)が稼働中にWindowsエージェントをインストールする

Amazon EC2マネジメント コンソールでインスタンスを起動する場合、ユーザー データの引き渡しにより、Windowsインスタンスで設定スクリプトを実行することも可能です。「Windowsエージェントのインストール スクリプト」をリンクからコピーし、デバイス キーを付記、テキスト ファイルを保存し、ユーザー データとして引き渡します。コマンドは、Windowsインスタンスで、起動時に実行されます。

インスタンス起動時にWindowsエージェントをデプロイするには、次の方法にしたがってください。

  • AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
  • インスタンス作成のセクションで、インスタンス起動を選択。
  • AMI選択タブで、利用するAMIタイプを選択。
  • 「インスタンス設定タブ」で、「高度な情報」を選択すると、セクションが開きます。
  • 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。
  • 「ファイルの選択」をクリックし、ローカルに保存してあるテキスト ファイルをアップロードしてください。
  • 完了次第、確認後、インスタンスを起動します。
複数インスタンスを同時起動している場合は、ユーザー データは、グループ内で起動している全インスタンスで利用できます。

CloudFormationテンプレートによるWindowsエージェントのインストール

AWS CloudFormationテンプレートの利用により、Windows EC2インスタンスや、スタックの関連アプリケーション コンポーネントを作成できます。ここでも、ユーザー データのプロパティを利用し、「Windowsエージェントのインストール テキスト ファイル」を、EC2インスタンスに引き渡すことが可能です。

Windowsエージェントのインストールには、下記スクリプトにデバイス キーを追記してください。インスタンスの定義にあたっては、起動テンプレートの宣言部で、ユーザー データ プロパティに加筆ください。

"UserData":{
"Fn::Base64":{
"Fn::Join":[",",[
"\n"
"(New-Object
Net.WebClient).DownloadFile('https://staticdownloads.site24x7.com/server/Site24x7WindowsAgent.msi','Site24x7WindowsAgent.msi')\n"
"msiexec.exe/iSite24x7WindowsAgent.msiEDITA1=ENABLESILENT=YES REBOOT=ReallySuppress/qn\n"
"\n"
"true\n"
]
]
}
}

自動スケール調整中のWindowsエージェントのインストール

EC2マネジメント コンソールの「起動設定の作成」を利用すると、新規テンプレートの作成と、自動スケール調整(Auto Scaling)グループへの割り当てが可能です。ここでは、インスタンスAMI ID、インスタンス タイプ、セキュリティ グループなどを定義できます。自動スケール調整グループは、この情報にもとづき、新規EC2インスタンスを起動します。

ユーザー データ プロパティの利用で、Windowsエージェント スクリプトの引き渡しが可能であり、エージェントを確実に、新規プロビジョンした自動スケールのインスタンスすべてにデプロイできます。

    ユーザー データのプロパティを利用し、「Windowsエージェントのインストール テキスト ファイル」を引き渡すことが可能です。これにより、エージェントを確実に、新規プロビジョンした自動スケールのインスタンスすべてにデプロイできます。

    • 「Windowsエージェントのインストール スクリプト」を こちらからダウンロード。
    • スクリプト ファイルを編集し、デバイス キーをDEVICE_KEY=に記載。
      デバイス キーは、 管理 > 開発者情報 > デバイス キー で見つかります。
    • AWSアカウントにログインし、EC2マネジメント コンソールへ移動してください。
    • 自動スケール調整の下からナビゲーション パネルで、「起動設定」を選び、「起動設定の作成」をクリック。
    • 「AMI選択タブ」で利用するAMIを選び、「設定詳細」タブで、高度な詳細を選択すると、セクションが開きます。
    • 「ユーザー データ」欄で、「ファイルにしたがう」を選択。ローカルに保存してあるテキスト ファイルを探して、アップロード。
    • 新規に作成した設定を確認・起動します。完了すると、起動設定を自動スケール調整グループに割り当てられます。

    AWS Command Line InterfaceでのWindowsエージェントのインストール

    Windowsエージェントのインストールは、AWS Command Line Interface(CLI)でも可能です。

    AWS CLIのローカルへのインストールは、AWSのドキュメントにしたがってください。

    • 「Windowsエージェントのインストール スクリプト」を こちらからダウンロード。
    • スクリプトを編集してデバイス キーを記載し、テキスト ファイルをローカルに保存します。
    • CLIで下記コマンドを実行してください。
      ec2-run-instances --key KEYPAIR --user-data-file InstallSite24x7Windowsagent.txt ami-bf5eb9d6