ヘルプ multiple polling frequency

Site24x7 ポーリング間隔の追加機能

Cloud上で実行されるの重要なコンポーネントは、すべてのインフラストラクチャーコンポーネントが動作しているかチェックするために、断続的な監視を行う必要があります。しかしながら、各コンポーネントをチェックする間隔は、それぞれ異なる場合があります; そこで役に立つのが、複数チェック間隔機能です。これにより、監視のニーズに合わせて最適なポーリング間隔を選択することができます。

これまで、Site24x7では、すべての監視対象AWSサービスにおいて、5分毎の定義済みチェック間隔を設けていました。これからは、チェック間隔を 1、3、5、10、15、20、30分 ; 1時間 ; 1日からカスタマイズできるようになります。

注記:この新機能は、追加料金なしで使用できます。

選択したポール間隔で、CloudWatchから各サービスのメトリクスが取得されます。

リソース検出中の監視および既存の監視で、ポーリング間隔を変更することができます:

この設定は[論理OR演算]を使用して機能します。単一の監視に対して複数の条件を設定した場合(たとえば、タグで設定した5分間のポーリング間隔と、監視グループで設定した15分間のポーリング間隔)、条件は、最高から最低までの優先度、タグ、監視グループおよび監視タイプから、優先順位に基づいて決定されます。

タグによるポーリング間隔割り当て

タグ形式でキーと値のペアを割り当てることで、AWSリソースを効率的に管理します。これらのタグを使用して、Site24x7コンソールの監視にポーリング間隔を割り当てることができます。新規Amazon監視を追加する際、[詳細設定]下のタグでは、ポーリング間隔を設定するためのプロビジョニングが表示されます。

監視グループによるポーリング間隔割り当て

Site24x7のアドバンス監視機能では、監視グループを作成することで、同様の監視を1つのグループにまとめることができます。[監視グループ]下でポーリング間隔をすべての監視に割り当てます。[詳細設定]下で、テキストボックスの[キー]に $ を入力し、ドロップダウンメニューから[$MonitorGroup]を選択します。以下のように、値フィールドで監視グループ名を入力します:

監視タイプによるポーリング間隔割り当て

監視タイプに基づいてポーリング間隔を割り当てることもできます。[詳細設定]下で、テキストボックスの[キー]に $ を入力し、ドロップダウンメニューから[$MonitorType]を選択します。監視タイプは1つ以上選択でき、ポーリング間隔に割り当てることができます。

既存ポーリング間隔の上書き

  • [既存ポーリング間隔の上書き]を有効にすることで、既存のポーリング間隔の値に、設定変更したポーリング間隔を上書きすることができます。
  • 監視の検出中は、ポーリング間隔の上書きオプションは使用できません。ただし、チェック間隔を変更する場合は、各監視を個々に編集することができます。監視検出後に設定を再変更する場合は、[詳細設定]に戻り、上書きトグルを[YES]に切り替えることで変更ができるようになります。
  • トグルを[YES]切り替えて保存することで、値が5分後に上書きされます。
  • 複数の条件を満たす監視では、条件に最初に一致するタグで設定されたポーリング間隔が適用されます。
  • 既存の設定を上書きをしない場合は、トグルを[NO]のままにします。