ライセンス詳細

様々な要件に基づいてCloudSpendアカウントのライセンスを設定します。この項目では、CloudSpendに採用されている価格設定モデルとライセンスモデルのコアコンセプトについて詳しく説明し、クラウドコストを念頭に置いて計画を立てるのに役立ちます。

CloudSpend価格モデルについてはこちら

次のような追加の利点を備えた従量課金制のライセンスモデルを提供します。

  • コミットメントなし
  • 価格設定
  • いつでもキャンセル可能

CloudSpendアカウントのアップグレード方法

CloudSpendアカウントはクレジットカードまたは注文書(PO)の追加により無料版から有料版にアップグレードできます。

フリーミウムCloudSpendアカウントとは

AWSの累積請求額が月額3,000ドルを下回る場合は、フリーミアムのCloudSpendアカウントを使用できます。フリーミアムアカウントでは、AWSの請求書はCloudSpendと同期されます。費用分析を使用してクラウド支出の高レベルの洞察を取得し、リソース探索を使用してリソースに従ってコストをセグメント化できます。ただし、ビジネスユニット、予算、スケジュールレポートの設定など、すべての機能を利用するには、アカウントをアップグレードする必要があります。

無料CloudSpendアカウントとは

CloudSpendの請求書の未払いに関連して、CloudSpendアカウントを無料のアカウントに一時停止することができます。この場合、その日までに分析されたAWS請求は表示できますが、将来のAWS請求は支払いが完了するまで同期されません。

アカウントダウングレード

CloudSpendアカウントを無料アカウントにダウングレードすると、その先のAWS請求は同期されません。加えて、ダウングレードされたアカウントに30日間利用がない場合、アカウントの請求データのみが削除されます。請求設定、レポート、予算、または以前に実行されたコスト分析などの設定の詳細は、参照用に利用できます。

過去のAWS請求は何か月分表示できるか

初めてCloudWatchを利用する評価ユーザーの場合、過去3ヶ月のコスト分析を表示できます。CloudSpendアカウントをさらに追加するか、サポート窓口(cloudspend-support@site24x7.com)まで連絡すると、同じアカウントのAWS請求書を再解析し、任意の月数のコストデータを取得できます。

有料版ユーザーの場合、ご指摘いただいた報告日から過去の請求処理を開始します。請求書の処理日が指定されていない場合、AWSアカウントで利用可能な以前のすべてのAWS請求書を処理します。

30日間の評価版ユーザーの請求開始日(例:3月15日から4月15日)

CloudSpendは、評価期間の満了後の翌月から課金されます。例の場合の請求は、3月と4月を無効にして、翌月の5月から行われます。 4月の請求書は、5月に処理および請求されます。

評価期間終了後に支払いがない場合

このような場合、ユーザーのリソースは停止状態となり、アカウントは無料版に移行します。AWS請求は同期されません。

クレジットカード支払いのプロセス

月払いの課金はクレジットカードから直接行われます。手間のかからない支払い処理が毎月行われます。

注文書払いの利用方法

注文書(PO)クレジットは、CloudSpendアカウントにクレジットを追加することにより、CloudSpendの請求書の支払いに使用できます。次のケースは、POクレジットの使用中に発生する可能性のあるシナリオです。

(1) クレジット残高が1以上あり、以前の課金より少ない場合

CloudSpendアカウント内で"不十分なクレジット"とお知らせします。

例として、クレジット残高がアカウントで$30であるとします。前の課金が$50であった場合、CloudSpendアカウント内で$50の課金に足りていないことをお知らせします。

(2) アカウントのクレジット残高がマイナスであるが、以前に請求されていた場合、およびマイナス残高が以前の請求の6倍である場合

CloudSpendアカウントはダウングレードされます。

(3) クレジット残高が支払いによりなくなった場合

以前に課金によりクレジット残高がマイナスの場合、クレジットの追加購入についてメッセージが表示されます。

CloudSpend請求のクレジット、払い戻し金額

クレジット、プラン変更、払い戻しやその他課金といった追加コストも同様に請求額の合計に反映されます。これらは費用分析 > コンポーネントごとのコストウィジェットで表示できます。

例として、コストアカウント"Zylker_Cloud"で月に$75,000が請求されているとします。 per month. Consider that the Zylker_Cloud account has $20,000 in Credits and $200 as Savings Plan Negation. The Credits and Savings Plan Negation amounts are applied at the resource usage cost level.
Therefore, the CloudSpend total cost will be calculated as follows:

実際に発生した費用 = $75,000

クレジット = $20,000

プラン変更 = $200

コスト合計 = Actual cost incurred - Credits - Savings Plan Negation

= $75,000 - $20,000 - $200

= $54,800

上記の場合、1ヶ月のコストが$75,000であっても、クレジットやプラン変更分が考慮されるため、Zylker_Cloudアカウントの請求は$54,800となります。

CloudSpendの請求額:$(75,000 - 3000) * 0.8 % = $576

CloudSpend価格モデルは次のとおりです。

クラウドコスト CloudSpend価格

月額$3,000以下

無料

月額$3,000から$100,000

クラウド請求の0.8%(月額請求)

月額$100,001以上

クラウド請求の0.5%(月額請求)

評価期間後2か月間支払わず、3か月目に支払った場合

請求にその2ヶ月分も含まれます。例として、1月に評価期間が終了し4月にアカウントのアップグレードがあった場合、2月から4月までの課金が発生し、その請求は5月に行われます。

Site24x7ビジネスユニット顧客の支払い

ビジネスユニットの場合、CloudSpendアカウントの課金が合算されて請求されます。

請求に誤りがあった場合

最初に4,500ドルが請求されたとします。この情報が正しくないと思われる場合は、AWSの請求書を再解析できます。再処理後、4,500ドルではなく、合計で5,000ドルを支払う必要があるとします。アカウントからさらに500ドルを差し引く必要があるので、現在の適切な価格帯(この場合は0.8%)に基づいて、追加の500ドルを請求します。

1か月の前払い料金の請求

月額請求の前払いは考慮しません。$7,000の前払いで3年間の予約インスタンスを購入しているが、月額の請求が$50,000の場合、$7,000を差し引いた$43,000で考慮されます。

Azureアカウントの請求を2ヶ月(例:9/7から11/6)で行っている場合

9/7から11/6の支払い間隔の場合、Azureアカウントでは、10/15に9月の課金が発生し、11/15に10月の課金が発生します。

これにより、Azureの請求(9/7から10/6)が、分けられ、CloudSpendの請求は9/7から9/30と10/1から10/6にそれぞれ請求が行われます。

USD以外の通貨を指定している場合のアカウントコスト

AWSまらはAzureアカウントの請求通貨をユーロで指定している場合、オープン為替レートを基に、USDから変換されます。今月のCloudSpendで使用されている変換レートが先月の最終日の為替レートとなります。

例として、CloudSpendで内部IT開発本番環境の3つのコストアカウントが連携されているとします。または請求通貨は、内部ITと本番環境でユーロ、開発ではUSDと指定しているとします。

変換前の請求額:

コストアカウント AWSまたはAzureの月額請求
内部IT 9月 €1.000,56
開発 9月 $2,198.79
本番環境 9月 €3.500,24

変換後の請求額:

2022年9月のEURからUSDの変換レートは、1.003816です。

コストアカウント AWSまたはAzureの月額請求(請求額*変換レート)
内部IT 9月 €1.000,56*1.003816 = $1,004.37814
開発 9月 $2,198.79*1 = $2,198.79
本番環境 9月 €3.500,24*1.003816 = $3,513.5969

上記例に基づいて、3つのコストアカウントの合計は、月額$6716.76となります。そのため、CloudSpendのの請求価格は月額$29.73となります。
計算式:($6,716.76 – $3,000) * 0.008 = $29.73.

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