PostgreSQLインスタンスとデータベースのパフォーマンス、可用性、正常性を監視します。
接続、バックエンドプロセス数、キャッシュヒットレート、取得または返答行数、デッドロック数、トランザクション数、ロック数といった重要なパフォーマンスを監視し、しきい値違反が発生した際にアラートを行います。
サーバーにエージェントをインストールすることにより、そのサーバー上で稼働するPostgreSQLサーバーを自動でディスカバリーし監視に追加します。
各PostgreSQLサーバー上でSite24x7エージェントのPostgreSQLユーザーを作成する必要があります。
次の手順でローカルホストからのログイン権限をもつPostgreSQLユーザーを作成します。
CREATE USER <username> WITH ENCRYPTED PASSWORD '<password>';
例:
CREATE USER site24x7 WITH ENCRYPTED PASSWORD 'Monitoring@123';
Site24x7エージェントはメトリックの収集にいくつかの権限が必要です。
次の特定の権限をPostgreSQLユーザーに付与する必要があります。
GRANT EXECUTE ON FUNCTION pg_ls_waldir TO site24x7;
GRANT pg_read_all_stats TO site24x7;
GRANT pg_read_all_settings TO site24x7;
GRANT CONNECT ON DATABASE postgres to site24x7;
GRANT CONNECT ON DATABASE <database_name> to site24x7;
複数PostgreSQLインスタンスが存在する場合、各インスタンスに上記手順を行ってください。
必要な権限を付与した後、次の手順を行って監視を追加してください。
Linux
sudo /opt/site24x7/monagent/scripts/AgentManager.sh postgres --add_instance
ホスト名、インスタンスのポート、ユーザー名とパスワードといったPostgreSQLインスタンスの認証情報を前に作成したエージェントに指定します。
Site24x7にログイン後、[データベース]→[PostgreSQL]に移動します。
追加したPostgreSQLインスタンスのリストが表示されます。
PostgreSQLインスタンスを選択し、[データベース]をクリックすることでそのインスタンスのデータベースリストを表示します。
PostgreSQLインスタンスのパフォーマンスメトリックを追跡し、重要なPostgreSQLデータベースを監視します。
これらメトリックを監視することで、潜在的なボトルネックの特定とそのトラブルシュートを行います。
監視の追加後にしきい値と可用性プロファイルを追加して、しきい値違反が発生した時にアラートを行うよう設定できます。
しきい値と可用性プロファイルの設定方法は次のとおりです。
しきい値違反が発生するとアラートを受信し、該当のリソースがトラブルまたはクリティカルステータスに変更されます。
[レポート]→[PostgreSQL]→[レポートタイプ]に移動して、PostgreSQLデータベースのレポートを表示します。
各PostgreSQLインスタンスにつき、1アドバンス監視を消費し、1ライセンスに25データベースを追加できます。その後の追加の1データベースにつき、1ベーシック監視ライセンスが消費されます。
Site24x7サーバー監視エージェントはSite24x7アプリサーバーにデータを保存しません。セキュリティの都合上、エージェント内でユーザー名とパスワードを暗号化して保存します。
PostgreSQLサーバー監視のセキュリティに関するよくある質問は次のとおりです。
データベース監視:MySQL | MSSQL | MySQL NDBクラスター
Server monitoring: Linux | Windows