ヘルプ Google Cloud Compute Engine監視

Google Cloud Compute Engine監視連携

Site24x7と連携し、GCP Compute Engineを監視します。
しきい値の設定や、障害発生前に問題を特定できます。

目次

設定

  • GCP監視新規追加時のリソース追加方法

    GCP監視を追加していない場合、次の手順を行ってください。

    1. Site24x7にログインします。
    2. [Cloud]→[GCP]→[GCP監視の追加]に移動します。
    3. 表示名に監視名を入力します。
    4. プロジェクトIDを指定します。
    5. [サービスアカウント]タブの[検索ボタン]から、サービスアカウントのJSONファイルをアップロードし、Site24x7の認証を行います。
    6. サービス・リソースタイプドロップダウンから[Compute Engine]を選択します。
    7. 通知プロファイルユーザーアラートグループタグIT自動化テンプレート等の設定を行います。
    8. [GCP監視を起動]をクリックします。
  • 既存GCP監視へのリソース追加方法

    GCP監視がすでに追加されている場合、次の手順でリソース監視を追加してください。

    1. Site24x7にログインします。
    2. [Cloud]→[GCP]→[GCP監視名]に移動します。
    3. サービスビュー横の[Hamburger icon]アイコンより[編集]を選択します。
    4. サービス・リソースタイプドロップダウンから[Compute Engine]を選択し、[保存]をクリックします。
    5. Cloud Storageがディスカバリーされると、[Cloud]→[GCP]→[GCP監視名]→[Compute Engine]にリソース監視が表示されます。
リソースのディスカバリー完了まで5分ほどかかります。

チェック間隔

メトリックデータを1分ごとに収集し、ステータス情報を5分ごとに取得します。

サポートしているメトリック

メトリック名説明統計単位
CPU使用量 全vCPUのデルタvCPU使用量の平均です。 平均
CPU使用率 インスタンスに割り当てられたCPUの平均部分使用率 平均 パーセンテージ
ディスク読み込みバイト ディスクからの読み取りバイト量の合計です。 合計 バイト
ディスク読み取り操作数 IOディスク読み取り操作数の合計です。 合計
ディスク書き込みバイト ディスクへの書き込みバイト量の合計です。 合計 バイト
ディスク書き込み操作数 トンネルの送信(ピアVPNへの送信)パケットの合計です。 合計
ドロップバイト ファイアウォールでドロップした受信バイトの合計です。 合計 バイト
ドロップパケット ファイアウォールでドロップした受信パケットの合計です。 合計 バイト
アーリーブート検証 アーリーブートの正確性ポリシーの検証ステータスです。 平均
レイトブート検証 レイトブート正確性ポリシーの検証ステータスです。 平均
受信バイト ネットワークから受信したバイトの合計です。 合計 バイト
受信パケット ネットワークから受信したパケットの合計です。
60秒ごとにサンプリングされ、240秒まで可視化されません。
合計
保存vCPU インスタンスホストに保存されているvCPUの平均数です。 平均
送信バイト ネットワークに送信されたバイトの合計です。 合計 バイト
送信パケット ネットワークに送信されたパケットの合計です。 合計
スロットル読み取りバイト スロットルされた読み取り操作でのバイトの合計です。 合計 バイト
スロットル読み取り操作 スロットルされた読み取り操作数の合計です。 合計
スロットル書き込みバイト スロットルされた書き込み操作でのバイトの合計です。 合計 バイト
スロットルされた書き込み操作 スロットルされた書き込み操作数の合計です。 合計
アップ時間 VMが稼働していた時間です。 合計
ゲスト可視vCPU ゲスト内の仮想CPUの平均数です。 平均
スケジューラー待機時間 全仮想CPUのスケジューラーの待機時間です。実行準備完了後に待機していた累積の時間です。 合計
平均ディスクレイテンシー 直近60秒の平均ディスクレイテンシーです。 平均 ミリ秒
ディスク平均IOキュー深度 直近60秒のディスクIOキュー深度の平均です。 平均
ピークディスク読み取りバイト ディスクで行われた最大読み取りスループットです。 最大 バイト
ピークディスク読み取りOPS ディスクで行われた最大読み取りリクエスト数です。 最大
ピークディスク書き込みバイト ディスクで行われた最大書き込みスループットです。 最大 バイト
ピークディスク書き込みOPS ディスクで行われた最大書き込みリクエスト数です。 最大
プロビジョニングディスクIOPS ユーザーに設定されたディスクのプロビジョニングIOPSです。 合計
プロビジョニングディスクサイズ ユーザーに設定されたディスクのプロビジョニングサイズです。 合計 バイト
プロビジョニングディスクスループット ユーザーに設定されたディスクのプロビジョニングスループットです。 合計 バイト/秒
GCE VMグローバルDNSリクエスト数 Google Compute Engine内のグローバルDNSリクエスト数の合計です。 合計
VMメモリの合計 VMのメモリ合計です。e2ファミリーのVMでのみ表示されます。 合計 バイト
VMスワップ受信 スワップメモリからゲストに読み取られたメモリの合計です。e2ファミリーのVMでのみ表示されます。 合計 バイト
VMスワップ送信 ゲストからスワップメモリに書き込まれたメモリの合計です。e2ファミリーのVMでのみ表示されます。 合計 バイト
アップ時間の合計 VMが起動してからの経過時間です。 合計
接続数 VMとそのリモートピア間の接続数の合計です。 合計
送信バイト VMからリモートピアに送信されたバイト数の合計です。 合計 バイト
VMごとの送信パケット VMからリモートピアに送信されたデータパケットの合計です。 合計
外部RTTレイテンシー VMとインターネット宛先間の平均RTTレイテンシーです。TCP接続を計測します。 平均 ミリ秒
受信バイト リモートピアへのローカルVMで受信されたデータバイトの合計です。 合計 バイト
VMごとの受信パケット リモートピアへのローカルVMで受信されたデータパケットの合計です。 合計
RTTレイテンシー VMでのイントラクラウドトラフィックのTCP接続で記録された平均RTTです。 平均 ミリ秒

しきい値設定

  • 全体の設定
    1. Site24x7にログインし、[管理]をクリックします。
    2. [設定プロファイル]→[しきい値と可用性]に移動します。
    3. 画面右上の[しきい値プロファイルの追加]から[しきい値プロファイル]を選択します。
    4. 監視タイプで[Compute Engine]を選択後、表示名にプロファイル名を入力します。
    5. 各メトリックに対してしきい値を設定し、[保存]をクリックします。
  • 監視ごとの設定
    1. Site24x7にログインし、[Cloud]→[GCP]→[GCP監視名]→[Compute Engine]に移動します。
    2. リソース監視名をクリック後、表示名横の[Hamburger icon]アイコンから[編集]を選択します。
    3. しきい値と可用性項目で、[+](新規追加)または[鉛筆](編集)アイコンをクリックします。

IT自動化

IT自動化により、しきい値違反発生時に設定したアクションを自動で実行します。

詳細は、こちらのページをご確認ください。

設定ルール

設定ルールにより、しきい値プロファイル、通知プロファイル、監視グループなどの設定を自動で設定できます。

詳細は、こちらのページをご確認ください。

サマリー

[サマリー]タブで、上記監視メトリックデータを表示します。
アクセス方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[GCP]→[GCP監視名]→[Compute Engine]に移動します。
  2. 監視リソース名を選択します。
  3. [サマリー]タブをクリックします。

設定の詳細

[設定の詳細]タブで、監視の設定内容を表示します。
アクセス方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[GCP]→[GCP監視名]→[Compute Engine]に移動します。
  2. 監視リソース名を選択します。
  3. [設定の詳細]タブをクリックします。

レポート

レポート機能により、リソースの監視データを表示し、パフォーマンスを把握できます。

レポートの表示方法は次のとおりです。

  1. [レポート]をクリックします。
  2. [Compute Engine]を選択します。
  3. [可用性サマリーレポート]、[パフォーマンスレポート]などのレポートタイプを選択します。

監視画面の[サマリータブ]からもレポートを表示できます。
表示方法は次のとおりです。

  1. [サマリー]タブに移動します。
  2. [可用性]をクリックして、可用性サマリーレポートを表示します。
  3. 監視データ名横にあるアイコンをクリックして、パフォーマンスレポートを表示します。

関連ガイド