Logstashからログのアップロード

Logstashは様々なソースからログやデータを収集して統合ロギングを行うオープンソースのデータ処理パイプラインです。Logstashで各ログタイプを1つにして簡単に追跡するようにできます。

Logstashでログをアプリケーションログにプッシュして各ログタイプを追跡、分析、管理を行います。次の手順を参照してください。

目次：

• Site24x7-Logstash出力プラグインのインストール
• ログプロファイルの作成
• イベントの設定とアプリケーションログへの送信
• トラブルシューティング手順

Site24x7-Logstash出力プラグインのインストール：

• コマンドプロンプトを開き、次のコマンドでプラグインをインストールします。

ログプロファイルの作成：

1. Site24x7にログインし、管理 > アプリケーションログ > ログプロファイルの順にアクセスし、画面右上のログプロファイルの追加をクリックします。
2. ログプロファイルの選択ドロップダウンをクリックして、ログタイプ（例：Apacheアクセスログ）を選択します。デフォルトのログパターンが適用されます。カスタムログパターンを追加することもできます。
3. ログコレクターにログソースを選択します。
   
4. 保存をクリックします。
5. ログプロファイルの作成後、管理 > アプリケーションログ > ログプロファイルの順にアクセスし、新規に作成したログプロファイルリストから選択します。
   
6. 入力変数テキストをコピーして、パラメーターlog_type_config後のログコレクターに入力します。
   

アプリケーションログへのイベントの送信：

1. プラグインのインストールしログプロファイルを作成した後、次の設定をLogstash設定ファイルに追加して、イベントをSite24x7に送信します。
   設定ファイルは次のパスに存在します。フォルダ '/etc/logstash/conf.d'.
   output {
   site24x7 {
   log_type_config => ""
   }
   }
   例：
   
   
2. 任意パラメーター：
   

   プロパティ	説明	デフォルト値
   max_retry	失敗した更新を再送信する回数です。	3
   retry_interval	再試行の間にスリープする時間間隔。再試行ごとに指数関数的に増加します。	2秒

3. Logstashエージェントを再起動して設定したイベントをSite24x7にプッシュします。

トラブルシュート手順：

Logstashからのログが表示されない場合の修正方法

Site24x7でログが受信されていない場合：

• 設定されているログプロファイルのログパターンに誤りがある。
• 設定しているログパターンでいくつかのパラメーターに不足がある。

これら問題をトラブルシュートするには次の手順を参照してください。

1. Logstashのデバッグログを有効化します。Logstash起動時にパラメーター''--debug''を追加します。
   例：sudo /usr/share/logstash/bin/logstash -f /etc/logstash/conf.d/ --debug
2. ログプロファイル"/var/log/logstash/logstash.log"をメッセージ"パターンがマッチしません"で確認して、データが受信されていないログタイプを特定します。
3. ログタイプのログプロファイルを特定し、Logstash設定ファイル内のlog_type_config値を更新します。

その他エラーが発生している場合は、エラーログの詳細とともにサポート窓口までご連絡ください。