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Site24x7監視グループ正常性チェック連携

Site24x7の監視グループをStatusIQに連携し、監視グループの可用性をステータスページで表示します。監視をグループ化することでインシデント管理を容易にし、影響のあったシステムを把握できます。Site24x7で追加した監視グループをStatusIQのコンポーネントとして表示させます。

連携方法

連携に必要な条件:Site24x7で監視グループを作成してください。

Site24x7監視グループをStatusIQに連携させる手順は次の通りです。

  1. StatusIQにログインし、対象のステータスページを選択します。
  2. コンポーネントサマリー欄の右上にある[コンポーネントの追加]をクリックし、[Site24x7から監視をインポート]→[監視グループ]を選択します。
  3. 「監視グループの正常性チェックステータスをインポート」で[はい]を選択すると、Site24x7監視グループの正常性チェック監視が連携されます。

    「監視グループの正常性チェックステータスをインポート」で[いいえ]を選択すると、監視グループ内の全監視がそれぞれコンポーネントとして追加されます

  4. 選択した監視グループが、「インポートする監視グループ」に表示されます。
  5. [保存]をクリックします。

StatusIQにインポートされた監視グループのステータス変更は、監視グループの正常性チェックに基づいて行われます。

監視グループの正常性チェックステータス

Site24x7の正常性チェックプロファイルのしきい値設定には次の条件を設けられます。

  • 監視グループステータスを正常性チェックステータスに同期
    • はい:Site24x7監視グループのステータスをStatusIQに反映させます。
    • いいえ:監視グループ内の監視をコンポーネントとしてStatusIQに反映させます。
  • 監視数ベースしきい値で通知::[はい]を選択していると、「監視グループステータスを正常性チェックステータスに同期」オプションの設定に基づいて監視グループのステータスが決定されます。
    例として、10の監視グループが追加されておりそのグループで50%を超えた監視がダウンした際にアラートする正常性チェックを設定しているとします。
    その場合の監視グループステータスを決定する監視の数やステータス状況について、次の表を確認してください。
    ケース ダウン監視の数 監視グループステータスを決定する監視数のしきい値 「監視グループステータスを正常性チェックステータスに同期」の設定状況 「監視数ベースしきい値で通知」の設定状況 StatusIQでの監視グループステータス Site24x7での監視グループステータス
    ケース 1 3 3 はい はい ダウン ダウン
    ケース 2 6 8 はい いいえ ダウン ダウン
    ケース 3 3 3 いいえ はい ステータス変更なし ダウン
    ケース 4 6 いいえ いいえ ダウン ステータス変更なし

    • ケース 1の場合、「監視グループステータスを決める監視数ベースのしきい値」が3に設定され(しきい値違反)、「監視グループステータスを正常性ステータスに同期」が有効化されているため、StatusIQでのステータスがダウンとなります。
    • ケース 2の場合、正常性チェックの50%のダウンしきい値を超過しているため、StatusIQでのステータスがダウンとなります。
    • ケース 3の場合、「監視グループステータスを決める監視数ベースのしきい値」は違反していますが、「監視グループステータスを正常性ステータスに同期」が無効化されているため、StatusIQでのステータスに変更はありません。
    • ケース 4の場合、正常性チェックの50%のダウンしきい値を超過しているため、StatusIQでのステータスはダウンとなりますが、Site24x7では6監視がダウンしているため、ステータスに変更はありません。

      Site24x7の正常性チェックを監視グループに同期するには、「監視グループステータスを正常性チェックステータスに同期」を[はい]にし「監視数ベースしきい値の通知」を[いいえ]に設定してください。

  • 監視リソースのアラートをミュート:有効にすると、グループ内のすべての監視のアラートをミュートします。グループの監視がStatusIQにインポートされている場合、アラートのミュートがアクティブになります。
  • 監視リソースがダウン/トラブル/クリティカルの際にトラブルとして通知:有効にすると、グループ内の監視のステータスがダウン/トラブル/クリティカルのいずれかになった際にグループの正常性チェックステータスがトラブルとなり、それがStatusIQに反映されます。
  • しきい値設定:有効にすると、設定したしきい値によって監視ステータスの正常性チェックが判定されます。しきい値にはダウン、トラブル、クリティカル、メンテナンスにそれぞれ定義できます。しきい値の指定方法は次の2パターンが存在します。
    • 一定しきい値:ユーザーが設定したしきい値に基づいてステータス変更を判定します。
    • AIベースしきい値:AI(Zia)を使用した自動で設定されるしきい値により、ステータス変更を判定します。