.NETエージェントAPIを用いたカスタムパラメーターサポート
.NETエージェントAPIを用いてWebアプリケーションでユーザーが定義したメソッドを追跡するのに役立ちます。特定のメソッドの全体の実行時間とともにWebアプリケーションDLLの特定のメソッドのパフォーマンスを監視します。
特定のメソッドレベルのパラメーターの値はこのAPIを用いて追跡します。これによりアプリケーションメソッドを深く可視化することができます。
APIの設定方法：
- NuGetパッケージマネージャーからSite24x7.DotNetAgent.Apiパッケージをダウンロードします。
- WebアプリケーションのプロジェクトにDotNetAgent.Api.dll ライブラリーへの参照を追加します。
- このAPIはカスタムトラッカーというクラスを含んでおり、これによりメソッドの追跡を行います。
- メソッドAddCustomParameter(文字列、オブジェクト)はメソッド内のパラメーターの値を追跡します。
- パラメーターの値を追跡するために、パラメーター名や文字列の値、各オブジェクトを定義します。
例：
APIによってパラメーターを追跡する方法は次のとおりです。
public int UserLogin(string email, string sessionKey, bool isExternal)
{
DotNetAgent.Api.CustomTracker.AddCustomParameter("ReportName", "Employee Report");
DotNetAgent.Api.CustomTracker.AddCustomParameter("reportId", 2452);
AccountBL objAdmin = new AccountBL();
string EmpName = string.Empty;
int retcode = objAdmin.LogIn(email, sessionKey, Session.SessionID, isExternal, out int EmpId, out EmpName);
if (retcode == 0)
{
Session["EmpName"] = EmpName;
Session["EmpId"] = EmpId;
Session["isAuthenticated"] = true;
}
}
追加したパラメーターの値は次のような追跡詳細タブのパラメーター要求欄に表示されます。
.NET CoreアプリケーションのAPI設定
API設定方法：
- パッケージSite24x7.DotNetAgent.ApiをNuGetパッケージマネージャーからWebアプリケーションプロジェクトに追加します
- Site24x7.Agent.ApiというクラスをAPIに含めて、トランザクションのカスタムパラメーターを追跡します。
- メソッド「AddCustomParameter(string, object)」でパラメーターの値を追跡します。
- パラメーター名と値を文字列・オブジェクト欄でそれぞれ定義し、パラメーター値を追跡します。
例：
次のメソッドでAPIでパラメーターを追跡する方法を説明します。
public int UserLogin(string email, string sessionKey, bool isExternal)
{
Site24x7.Agent.Api.AddCustomParameter("ReportName", "Employee Report");
Site24x7.Agent.Api.AddCustomParameter("reportId", 2452);
AccountBL objAdmin = new AccountBL();
string EmpName = string.Empty;
int retcode = objAdmin.LogIn(email, sessionKey, Session.SessionID, isExternal, out int EmpId, out EmpName);
if (retcode == 0)
{
Session["EmpName"] = EmpName;
Session["EmpId"] = EmpId;
Session["isAuthenticated"] = true;
}
}
トレースタブのリクエストヘッダー欄で追加パラメーター値の情報が次のように表示されます。
