.NETエージェント カスタム インストルメント マネージャー ツール

APMインサイト（.NETエージェント）カスタム インストルメント マネージャーは、カスタム インストルメント専用にデザインされた設定ツールであり、.NETエージェントのバージョン2.9以上の一部となっています。 フレームワークのメソッドや、ユーザー定義のものも含め、Webアプリケーションのメソッドを設定するのに有用であり、インストルメンテーションは数クリックで終わります。

設計目的

• 必要なクラスとそのメソッドを表示して、独自のアプリケーションDLLを可視化
• メソッドの追加・削除や、メソッドごとのコンポーネントの改名など、設定支援
• 動作中のアプリケーション プールをリサイクルし、カスタム インストルメントを有効化

カスタム インストルメント マネージャー ツールのインストール

カスタム インストルメント マネージャーは、.NETエージェントの.msiファイルにバンドルされており、エージェントにあわせてインストールされます。

• エージェントのダウンロード・インストールについては、 インストールの説明をご覧ください。
• 機能の選択ページで、カスタム インストルメント機能を、インストールにあたり選択していることを確認ください。

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1. Windowsのスタート メニューかスタート画面（Windows 8/Windows Server 2012）から、カスタム インストルメント ツールを起動します。  マネージャー ツール .

2. アプリケーション DLLを、Webアプリケーションのbinディレクトリより、下の画像のとおり、読み込んでください。

3. 必要なメソッドやクラス、場合によってはアセンブリ全体を、左パネルから選び、右側の監視用パネルに追加します。

4. コンポーネント名は、それぞれ、テキストボックスで編集可能です。

5. その他、複数のコンポーネントをグループにし、右クリックで「コンポーネント名をセット」を選択すれば、複数のメソッドに1コンポーネントを割り当てることもできます。

6. 保存ボタンをクリックします。保存後は、「アプリケーション プールをリサイクルし、有効化してください」というメッセージが表示されます。なお、このメッセージは、w3wpプロセスが稼働中のみ、表示されます。 

7. 「アプリケーション プールをリサイクル」をクリックすると、実行中のアプリケーション プールが、IISリセットなしでリサイクルされます。  これにより、アプリケーションのダウンを避けることが可能です。
   

8. アプリケーション プールのリサイクル後、通知メッセージは表示されなくなります。

9. これで、作業は完了です。次のポーリングで、選択したWebアプリケーションのメソッドがトラックされ、Site24x7クライアントのトレースタブに表示されます。

10. 追加したメソッドには、［カスタム］と追記されます。

メモ：  このツールを利用する際、IIS再起動は不要です。アプリケーションが問題なく稼働していれば、実行されます。