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AWSインフラ ダッシュボードへのイントロダクション

AWSインフラ ダッシュボードでは、AWSプラットフォーム内で監視中のクラウド リソースすべてについて、ステータスとパフォーマンス概要を、表示します。それぞれのAWSインフラ コンポーネントについて、準リアルタイム ステータスを単一画面で提示し、AWSクラウドを利用するアプリケーションを支援します。

要件

AWSインベントリ ダッシュボードを利用するには、次が最低要件です。

  • 評価用か有料のSite24x7サブスクリプション アカウント。
  • AWS監視(アマゾン ウェブ サービス)。

AWS監視の作成には、AWSアカウントへのアクセスを、AMユーザーを作成して有効にするか、もしくは、クロス アカウントIAMロールとAWSアカウントをSite24x7に接続してください。詳細はこちら

機能

インフラ ダッシュボードは、下位にあるAWSサービスにもとづき、UIをリソース ボックスに体系化して表示します。それぞれのリソース ボックスには、監視しているインスタンスすべてが、色分けタイルで表示されます。画面では、3つのステータス情報が、アップ(緑)、ダウン(赤)、トラブル(オレンジ)で、4つのオペレーション情報が、設定エラー(青)、ディスカバリ中(ダークグレイ)、メンテナンス(藤色)、停止中(ライトグレー)で、表示されます。

データ ソース

リソース タイルのステータスは、多数の情報源から得たデータで決まります。

  • 所定期間のしきい値セットと比べた際の、Site24x7のネイティブCloudWatch連携で取得のパフォーマンス メトリックと、各種パラメーター値。
  • EC2インフラ ホストに展開したサーバー エージェントから収集する、OSレベルとアプリケーションのメトリック。加えて、そのメトリックに関して発生するしきい値違反。
  • EC2インスタンスとシステム ステータスの確認結果。
  • 意図的にインスタンスを止めるなどの、ユーザー起動のアクション。

ダッシュボードUIの挙動

しきい値違反の間、それぞれのリソース タイルは点滅を始めステータス変更の予兆を示し、あわせて、警報音を発します。タイルの色分けは、設定に応じ、アップ(緑)から、トラブル(オレンジ)かダウン(赤)に変わります。状況が正常に戻ると、挙動も上記のものに戻り、ステータスとタイルの色分けは、アップ(緑)に復帰します。

マウスカーソルを、色分けタイルにあてると、追加メタデータ情報が表示されます。そこには、リソース名と、デプロイ先のAWSリージョンが含まれます。リソース タイルが、ステータス重大となり、アップ(緑)から、トラブル(黄色)か ダウン(赤)になっている時は、前記のリソース タイルにマウスカーソルをあてると、しきい値違反の性格について、手早く情報を集められます。

リソース タイルをクリックすると、それぞれのUIページへの移動や、リソースの追加パフォーマンス データの取得も可能です。

フィルター

インフラビューは、当社リージョンや監視ステータス フィルターを利用して、カスタマイズできます。たとえば、Site24x7のリージョン ベース フィルターで、クラウド オペレーション チームが関心をもつリージョンにアタッチしたAWSリソースを表示することが可能です。もしくは、双方のフィルターをとりあわせ、NOCやオペレーション チームの視点にあった、AWSリソースを表示することもできます。

ベスト プラクティス

堅牢・強力なインフラ ダッシュボードの作成には、ネイティブCloudWatch連携に加え、次の機能セットの併用が推奨されます。

  • エージェント ベースの監視:ここでは、エージェントをEC2インスタンスに展開することで、EC2で稼働する各種オープンソース アプリケーションのコンポーネントについて、OSレベルのメトリック、プロセス データ、カスタム メトリックが、監視できます。
  • また、しきい値プロファイルを作成し、監視するAWSリソースに設定する場合は、複数のアラート条件を割り当て、高度なアラート作戦を、パフォーマンス カウンターごとに設定することを、推奨します。

全アカウント ビュー

Site24x7で複数のAWSアカウントを監視すると、全アカウントタブをアクティブにできます。AWSインフラ ダッシュボードが、全アカウント タブの下に表示され、監視するリソースのステータスとパフォーマンスが、複数のAWSアカウントにわたり、統合・色分け画面で表示できます。

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