CloudSpendの概要

CloudSpendとは

AWSやMicrosoft Azureのようなパブリッククラウドプラットフォームはイノベーションだけでなく、データセンター運用の総コストを削減させるのにも有効です。しかし、どのサービスにどれだけコストがかかっているか特定するのが困難となってきています。
Site24x7 CloudSpendにより、これらの課題を解決できます。

CloudSpendはManageEngineによって開発されたSaaSベースのコスト管理ソフトウェアで、企業がクラウドコストについて正確な管理を行うのに役立ちます。

目次

サポートしているクラウドプラットフォーム

supported cloud platforms

機能

CloudSpendで提供している機能概要は次のとおりです。

ビジネスユニット

ビジネスユニットでAWSAzureのクラウドコストを1のプラットフォームに集約することができます。それにより、異なるチームやプロジェクト、部署、顧客別のコストを把握することができます。
連携しているアカウントやタグ(ユーザー定義およびAWS作成のタグやAzure生成タグ)によって割り当てられ、これを用いてユーザーは異なるAWSとAzureアカウントで複数のビジネスを簡単に作成できます。

予算

予算の設定にコストの超過を防ぎ、AWSAzureの費用を最適化します。
月ごと、3ヶ月ごと、年ごとの予算を設定することで、費用の追跡と予算を実際の費用が超過した際にチームに通知することができます。この予算はAWSとAzureアカウントやビジネスユニット、タグ付けされたリソースの関連付けることができます。

スケジュールダッシュボード

ダッシュボードビューをに関するメールを送信するスケジュールを作成し、AWSとAzureの支出を常に把握することができます。四半期、月次、週次で、費用に関するスケジュールレポートを通知できます。

リソース探索

AWSAzureアカウントのクラウドコスト発生状況をリソース探索機能で把握します。
アカウント、リージョン、サービス、リソースグループ、タグごとにクラウドコストをグループ化し表示します。

通貨管理

AWSとAzureのクラウドコストを、複数の通貨で表示し、希望の通貨で、アカウント費用と予算を監視します。

タグプロファイル

AWSAzureアカウントのタグプロファイルで、キーバリューを追加することで、タグをカスタマイズします。
ユーザー定義タグやシステム定義タグといったパラメーターを使用して、AWS、Azureアカウントのコストのグループ化とフィルターを行って、表示できます。

通知

画面右上のベルアイコンの通知機能で、注意が必要なメッセージを表示し、最近のアラートを把握できます。
新規の通知を受信した際に、ベルアイコン上に通知数が赤く表示され、未読のメッセージやアラート数を把握できます。ベルアイコンをクリックすると、通知が表示され、未読のメッセージはライトブルーで強調されます。表示したメッセージは通常のテキストとして表示されます。未読としてマーク機能を選択することで、既読のメッセージを未読状態に変更できます。

[すべて既読にマーク]をクリックすることで、一度のアクションで、未読の通知やメッセージを既読状態にできます。
[すべて既読としてマーク]をクリックすると、ベルアイコン上の赤い数字が削除され、すべての通知が既読となります。

notification events

デフォルト設定のビュー

Site24x7 CloudSpendではすぐに運用が始められるようにデフォルトで次のチャートが利用可能です。

  • アカウント内訳:AWS組織によって、複数AWSアカウントの請求を統合することができます。
    全てのアカウントで発生した費用を円グラフによって表示し、コストについて把握がスムーズに行えます。
  • トレンド:全てのAWSサービスの当日のコストから過去6か月にあったコストを棒グラフで表示します。
  • サービス別コスト:AWSで発生した上位3のコストを表形式で表示します。
  • リージョン別コスト:AWSはリソースのホストのために20カ所の地理領域を提供しています。
    その領域ごとにコストを分類し、その中で上位の領域を表示します。
  • インスタンスタイプ別コスト:AWSはコンピューターやデータベースサービスで様々なインスタンスタイプを提供しています。
    インスタンスタイプごとにグループ分けしたコストを表形式で表示し、各インスタンスタイプでどれだけのAWSの費用がかかっているかを表示します。例えば、c5.largeオンデマンドインスタンスのコストなどを表示することができます。
  • 転送データ別コスト:転送データコストはAWSサービスとパブリックなインターネットおよびAWSサービス内で転送されたデータに関するコストです。
    リージョン内、リージョン間のアウトバウンド、AWSアウトバウンドなどのディメンションごとに料金を分類し、AWSのデータ転送コストを把握します。
  • コンポーネント別コスト:クレジット、割引使用、手数料、払い戻し、RIFee、税金、使用(オンデマンドインスタンス率)といった対象の課金タイプ別のコスト状態について表示します。
  • リソース別のコスト:各設定してあるAWSリソースで発生したまたは推定される月ごとの費用について把握できます。

次の機能を用いて、リソース探索でのクラウド請求の詳細なビューを表示できます。

  • アカウント:アカウントやサブスクリプションページで分けられた、各リソースレベルのAWSとAzureコストを表示します。
  • リージョン:各リソースレベルでのクラウド請求のリージョンごとのディストリビューションを取得します。
  • サービス:リソースレベルで、クラウドコストのサービスごとの内訳を表示し、最も費用の高い上位のリソースを特定します。
  • リソースグループ:Azureサブスクリプションのリソースグループごとに分けられたクラウド請求をリソースレベルで表示します。
  • タグ:タグレベルで、発生したクラウドコストをリソースごとにドリルダウンします。

さらに、予算詳細項目で、次のウィジェットにより予算情報を表示できます。

  • 概要:現在の額と予算の比較と、予測の額と予算の比較を表示します。
  • 最近のアラート:クラウド費用を計画し、赤君と予算を超過した歳のアラートをすべて表示します。
  • 履歴:設定した期間に基づいて、予算に関連する履歴データを月次、四半期、年次で表示します。これにより、アカウントの費用パターンを把握できます。

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