SFTPサーバーの起動と停止

IT自動化機能を使用して、SFTPサーバーの起動と停止を自動化できます。
また、この設定により、監視や個々の属性のステータスに変更があった際に、自動化を発生させることができます。

必要条件

AWSアカウントで、Site24x7のIAMロールやIAMユーザーが作成されており、そのポリシーに次の書き込みアクションが適用されていることを確認してください。

  • "transfer:StartServer",
  • "transfer:StopServer"

自動化の作成

  1. Site24x7にログインし、[管理]→[IT自動化テンプレート]→[自動化テンプレートの追加]をクリックします。
  2. ドロップダウンから、[SFTPサーバーの起動/停止]を選択します。
  3. 表示名を入力します。
  4. 実行するアクションで、[SFTPサーバーの起動]または[SFTPサーバーの停止]を選択します。
  5. アクションを操作するインスタンスを選択します。
    • アクション実行時間の許容上限:リクエストタイムアウトまで、Site24x7が待機する秒数です。デフォルトで15秒に設定されており、1から90秒で指定できます。
    • メールで結果を送信する:[はい]を選択すると、自動化の結果をメールで通知できます。通知プロファイルで指定しているユーザーアラートグループにメールが通知されます。
      このメールには、自動化名、自動化タイプ、インシデント理由、宛先ホストなどの情報が記載されています。
  6. [保存]をクリックします。

自動化のシミュレーション

自動化プロファイルをマッピングする前に、操作タスクをコンソール内での手動、またはAPIで呼び出すことでテストを行えます。これを行うことで、アクションの実行に必要な書き込みレベルアクションを確認することができます。
テストを行うには、[管理]→[IT自動化]→[実行アイコンTest automation icon]をクリックしてください。

アクションプロファイルのマップ

自動化を実行するには、アクションプロファイルを希望のアラートイベントにマップします。
プロファイルは監視レベルイベントタイプ、またはカスタムな属性レベルイベントタイプの両方に適用できます。

監視レベルマッピング

監視対象のSFTPサーバーの編集ページに移動し、次のいずれかの監視ステータス変更に対して適用します。

  • ダウン時
  • アップ時
  • トラブル時
  • クリティカル時
  • すべてのステータス変更時

属性レベルのマッピング

アクションプロファイルをAWSリソースや、入力バイト、出力バイトといったアプリケーション関連メトリックに関連付けられます。

属性にプロファイルをマップするには、監視対象のSFTPサーバーのしきい値プロファイルの編集ページに移動して、実行する自動化を選択してください。