Network Configuration Manager (NCM)認証情報

ネットワークコンフィグバックアップを自動化するには、SSH/TelnetやSNMP認証情報を指定する必要があります。Site24x7に追加されている既存の認証情報の使用や、新規作成も行えます。

認証情報の追加方法は次の2つがあります。

  • NCMに機器を追加時に、プライマリー認証情報やSNMP認証情報の隣の+アイコンをクリックする。
プロトコル項目を設定していない場合、デフォルトオプションであるSSHまたはTelnet認証情報が適用されます。一方で、SNMP - TFTPを選択すると、プライマリ認証情報またはSNMP認証情報項目横の+アイコンをクリックして、SNMP認証情報を追加できます。
  • ネットワーク > NCM > NCM認証情報 > 認証情報の追加の順に移動する。

上記設定後、機器要件に基づいて、SSH、Telnet、SNMP v1/v2、SNMP v3から認証情報タイプを選択します。

SSH/Telnet認証情報

開かれたネットワーク認証情報画面で、次の項目を入力します。

  1. 認証情報タイプ:Secure ShellのSSHか、使用しようとしている認証情報ベースのTelnetをトグルボタンで選択します。
  2. 表示名:認証情報を特定するための名前を入力します。この名前を保存すると、ネットワークコンフィグデータの関連付けと取得に使用されます。
  3. 説明:短い説明を入力して、各認証情報との違いを定義します。
  4. ユーザー名:SSHまたはTelnetのユーザー名を入力します。
  5. パスワード:SSHまたはTelnetのパスワードを入力します。
  6. ポート:SSHまたはTelnetが稼働しているポート番号を入力します。
  7. タイムアウト(秒):SSHまたはTelnet応答が帰ってくるまでに、Site24x7が待機する時間です。
  8. プロンプト、ログインプロンプト、パスワードプロンプト、ユーザー名の有効化、パスワードの有効化、コマンドの有効化、プロンプトの有効化の情報を入力します。
  9. 追加でパラメーターの指定が必要な場合は、必要追加パラメーターをはいに入力を行います。次のスクリーンショットのように、ログインプレフィックスプロンプト、ログインプレフィックス、ユーザー名プロンプトの有効化、パスワードプロンプトの有効化を入力します。
  10. 認証情報の保存をクリックします。

認証情報を追加時に、パスワードタイプの有効化項目で選択されていないSSHやTelnet認証情報の場合、パスワードタイプの有効化項目は次のように設定されます。

  • パスワードの有効化とパスワードプロンプトの有効化項目が両方とも空欄の場合、パスワードなしとなります。
  • パスワードプロンプトの有効化が入力されており、パスワードの有効化が空欄の場合、パスワード空欄となります。
  • パスワードの有効化とパスワードプロンプトの有効化が両方とも入力されている場合、パスワードとなります。

SNMP認証情報

開かれたネットワーク認証情報画面で、SNMP v1/v2か、SNMP v3を選択します。

SNMP v1/v2

  1. 表示名:認証情報を特定するための名前を入力します。認証情報名には、スペースと特殊文字を含められません。
  2. 説明:短い説明を入力して、各認証情報との違いを定義します。
  3. SNMP読み取り:SNMP read-onlyコミュニティ文字列を入力します。
  4. SNMP書き込み:SNMP read-writeコミュニティ文字列を入力します。
  5. SNMPポート:SNMP接続に使用するポートを入力します。
  6. SNMPタイムアウト(秒):SNMP応答が返されるまでのSite24x7の待機時間です。
  7. SNMPリトライ:タイムアウトが発生した際に繰り返すリクエスト回数を選択します。
  8. 認証情報の保存をクリックします。

SNMP v3

  1. 表示名:認証情報を特定するための名前を入力します。認証情報名には、スペースと特殊文字を含められません。
  2. 説明:短い説明を入力して、各認証情報との違いを定義します。
  3. ユーザー名:SNMP v3ユーザー名を入力します。
  4. コンテキスト名:コンテキスト名を入力します。これは、少なくとも1ピースの管理情報をもつオクテット文字列です。管理ドメイン内で、コンテキストIDが、特定のコンテキスト名をもつコンテキストのインスタンスを認識するためのSNMPエンティティを一意に特定します。
  5. 認証プロトコル:認証に使用するプロトコルを選択します(例:転送データの安全性を確認するプロトコル)
  6. 認証パスワード:選択したプロトコルの認証パスワードを入力します。
  7. 暗号化プロトコル:データ暗号化に使用するプロトコルを選択します。
  8. 暗号化パスワード:暗号化プロトコルのパスワードを入力します。
  9. SNMPポート:オンプレミスポーラーへのフロー出力に使用するポートを入力します。
  10. SNMPタイムアウト(秒):SNMP応答が返されるまでに待機する時間です。
  11. SNMPリトライ:タイムアウトが発生した際に繰り返すリクエスト回数を選択します。
  12. 認証情報の保存をクリックします。

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