Webサイト監視のベストプラクティス5選│Site24x7

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Webサイト監視とは?

Webサイトは“企業の顔”として、信頼やブランドロイヤリティを築くうえで欠かせない存在です。そのため、Webサイト監視によって、サイトが常に正常に動作し、アクセス可能で、利用者が快適な体験をできる状態を維持することが重要です。Webサイト監視とは、Webサイトのパフォーマンス、機能性、正常性を測定し続けるプロセスを指します。たとえるなら、専任チームが常にサイトに問題がないかをチェックし、訪問者がスムーズに利用できるよう見守っている状態です。Webサイト監視ツールは、Webサイトのさまざまな要素(稼働時間、パフォーマンス、機能、セキュリティなど)に関する役立つ情報を提供します。Webサイトを監視することにより、ユーザー体験の改善、ダウンタイムの削減、SEOパフォーマンスの向上、セキュリティ体制の強化、データに基づく最適化など、企業や組織に多くのメリットがもたらされます。

下記のベストプラクティスを実施することで、Webサイト監視の精度をさらに高め、より効果的に運用できるようになります。

Webサイト監視のベストプラクティス

1. 明確なKPIとしきい値を定義する

KPI(重要業績指標)には、明確で、測定可能で、現実的で、かつ重要な目標を設定します。たとえば、「Webサイトのスピードを改善する」といった漠然とした目標ではなく、「次の四半期までにWebサイトの読み込み時間を2秒短縮する」などの具体的な目標です。また、監視ツールを活用し、KPIが設定した目標値から外れた場合に通知を受け取れるようにすることも有効です。これにより、問題が発生する前に対処できるようになります。

KPIは、ユーザーの種類や利用デバイスごとに監視することも可能です。たとえば、異なるユーザーグループ(モバイルユーザーとデスクトップユーザー、新規訪問者とリピーター訪問者など)のWebサイトパフォーマンスを分析し、特定のユーザーセグメントに影響を与えている問題を特定できます。

さらに、さまざまな装置(スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど)でのWebサイトパフォーマンスを監視することで、すべてのユーザーにスムーズな体験を提供することもできます。このようなベストプラクティスを実施することで、KPIを効果的に監視し、Webサイトのパフォーマンスを最適化するための実用的な情報を取得できます。

2. 重要なユーザージャーニーの監視を優先する

Webサイトの成功は、スムーズなユーザー体験を実現できるかどうかにかかっています。そのためのベストプラクティスの1つが、Webサイトでユーザーがたどる重要な導線(ユーザージャーニー)の監視に重点を置くことです。

ユーザージャーニーは、ユーザーがシームレスな実行を期待している主要な機能やアクションを表しています。ページの最適化を進めるうえで、次のような点に注目すると効果的です。

  • ユーザーが商品をカートに入れてから安全に決済を完了するまで、購入プロセスを問題なく進められているか
  • ユーザーが簡単に新規登録できるか、または既存アカウントにログインできるか
  • サイト内検索が適切な結果を素早く返し、必要な情報へスムーズにたどり着けるか

これらを監視して解消することで、サイト訪問者が重要なアクションをスムーズにストレスなく実行できるようになるため、コンバージョン率の増加、顧客満足度の向上、オンラインプレゼンスの確立につながります。

3. 外形監視とリアルユーザー監視の技術を組み合わせる

画一的なアプローチだけでは十分ではありません。Webサイトのパフォーマンスを包括的に把握するには、外形監視とリアルユーザー監視という2つの強力な技術を組み合わせることが重要です。

外形監視とは、世界各地からユーザー操作を24時間365日、シミュレーションするテスターがいる状態をイメージすると分かりやすいでしょう。重要な機能とパフォーマンス項目をプロアクティブにチェックし、Webサイトの全般的な正常性に関する有益な情報を提供します。

一方、リアルユーザー監視はシミュレーション環境ではなく、実際の利用環境をそのまま捉える監視手法です。実際のユーザーのブラウザからデータが直接収集されるため、現実の状況下でユーザーがWebサイトでどのような体験をしているのかが明らかになります。これにより、外形監視だけでは把握できない問題を特定できる場合があります。

このような2つの監視方法を組み合わせることで、Webサイトのパフォーマンスを包括的に把握できます。外形監視では、ユーザーに影響が及ぶ前に潜在的な問題を特定できます。

一方、リアルユーザー監視では、実際のユーザー体験に関する具体的な改善に役立つ情報を取得できます。このような強力な2つの監視方法により、すべてのユーザーのWebサイトパフォーマンスを最適化し、全般的にシームレスな体験を実現できます。

4. 適切なツールで監視を強化する

Webサイト監視ツールは、Webサイトの正常性を明確かつ包括的に把握するための非常に有用なツールです。このような高度なツールは、Webサイトのスムーズな稼働を維持する豊富な機能を備えた仮想的な指令センターのように機能します。リアルタイム監視によって継続的にデータを取得することで、パフォーマンス上の問題が発生した場合に迅速に問題を特定できます。

Webサイト監視ツールは現在の状態を可視化するだけでなく、過去のパフォーマンス履歴を詳細に記録します。アラート通知機能により、重要な監視項目がしきい値を超えた場合に即座に通知されるため、迅速に対応してダウンタイムを最小限に抑えることができます。

また、履歴レポートを活用すれば、傾向を特定し、繰り返し発生している問題を見極め、実施した対策の効果検証が可能になります。Webサイト監視ツールに投資することで、Webサイトのパフォーマンスを最適化する強力な手段を確保できます。

このようなツールにより、Webサイトの監視は単なる面倒な作業から、プロアクティブで役立つ情報が豊富な運用プロセスへと変わり、Webサイトの正常性と使いやすさを維持できるようになります。

5. 平均値だけでなく個別のユーザージャーニーを調査する

Webサイトの監視では、多くの場合、ページ読み込み時間などの項目の平均値に重点が置かれます。これらは重要ですが、平均値だけで全体像を把握することはできません。Webサイトのパフォーマンスを詳細に把握するには、個別のユーザー体験を掘り下げて調べることが不可欠です。ここで重要な役割を果たすのが、リアルユーザー監視データです。

リアルユーザー監視データは、Webサイト上の各ユーザーの行動を見えない観測者が追跡し、体験内容を詳細に記録している状態をイメージすると分かりやすいでしょう。これにより、ユーザーごとのジャーニーを可視化し、ユーザーがどのようにサイトを利用しているか、どのような課題に直面しているかを把握できます。たとえば、平均のページ読み込み時間は問題なさそうに見えても、リアルユーザー監視データを確認すると、一部のユーザーだけ極端に読み込みが遅いケース(異常値)が見つかることがあります。こうした外れ値は、特定の地域のユーザーや、特定のデバイスを利用しているユーザーに影響する潜在的な問題を示している可能性があります。異常値を調査することで、特定のユーザーセグメントに影響を与えている問題を確認して対応し、優れたユーザー体験を実現できるようになります。

また、個々のユーザー体験を理解することで、Webサイトの最適化やパーソナライズにもつなげることができます。たとえば、リアルユーザー監視データにより、モバイル端末を利用しているユーザーが、Webサイトの特定の要素で問題に直面していることが判明すれば、モバイル体験を最適化し、ユーザーの満足度とエンゲージメントの向上を実現できます。各項目の平均値だけでなくリアルユーザー監視データも活用することで、個別のユーザージャーニーをより詳細に把握し、平均値だけでは分からない潜在的な問題を特定して対応できるようになります。

さらに、異常値を特定し、傾向とパターンを分析することで、将来起こり得る問題を予測し、事前に対処することも可能です。このように個別のユーザー体験に焦点を合わせることにより、本当の意味でユーザーにとって使いやすいWebサイトを構築し、優れたユーザー体験を実現できます。

Webサイト監視に最適なツール「Site24x7」

アラートとダッシュボードを効果的に活用することで、Webサイトを受動的に監視するのではなく、積極的に監視できるようになります。重要な項目がしきい値を超えた場合は、すぐに通知を受け取れます。

また、ダッシュボードを使用して、リアルタイムデータと履歴データの詳細な情報をもとに、根拠のある判断を行えます。このようなきめ細かいアプローチにより、Webサイトのパフォーマンスを最適な状態に維持し、ユーザーにシームレスな体験を提供できるようになります。プロアクティブなWebサイト監視は、単なる必要経費でははく、ダウンタイムを最小限に抑え、パフォーマンスを最適化し、コンバージョンを高めることで収益を確保するための投資です。

そのようなWebサイト監視に最適なツールとして、弊社では「Site24x7」を提供しています。Site24x7はWebサイト監視をはじめ、サーバーやネットワーク、クラウド環境までを一元的に可視化できるSaaS型監視ツールです。外形監視やリアルユーザー監視、リアルタイムのアラート通知、分かりやすいダッシュボードを通じて、Webサイトのパフォーマンスを維持できます。今すぐサインアップ(無料)して、ツールの使いやすさを実感してください。ここで紹介したベストプラクティスを実践して、利用者にとって快適で使いやすいWebサイトを維持しましょう。