ヘルプ Azure監視 Azure Front Door監視

Azure Front Door監視連携

Azure Front DoorはMicrosoftのグローバルネットワークを使用して、オンラインアプリケーションをセキュアで迅速に構築できるスケーラブルエントリポイントです。Front Doorはシンプルに設定、デプロイ、維持することができ、Azureサービスとシームレスに連携を行えるコンテンツデリバリーネットワーク技術です。

Site24x7と連携することでFront Doorを監視し、しきい値の設定により重大な問題が発生した際にアラートを受信できます。

設定

監視に追加方法についての詳細は、こちらのページをご確認ください。

サポートしているメトリック

収集できるメトリックは次のとおりです。

メトリック名説明統計単位
バックエンド正常性パーセンテージ HTTP/Sプロキシからバックエンドに正常性ブローブが成功したパーセンテージです。 平均 パーセント
バックエンドリクエスト数 HTTP/Sプロキシからバックエンドに送信されたリクエスト数です。; 合計
バックエンドリクエストレイテンシー HTTP/Sプロキシがバックエンドにリクエストが送信されてから、バックエンドからの最後の応答を受信するまでの時間です。 平均 ミリ秒
課金対象の応答サイズ HTTP/Sプロキシからクライアントへの応答で送信された課金対象のバイト(最小2 KB/リクエスト)数です。 合計 バイト
リクエスト数 HTTP/Sプロキシが受信したクライアントリクエスト数です。 合計
リクエストサイズ クライアントからHTTP/Sプロキシへのリクエストで送信されたバイト数です。 合計 バイト
応答サイズ HTTP/Sプロキシからクライアントの応答で送信されたバイト数です。 合計 バイト
レイテンシー合計 クライアントリクエストがHTTP/Sプロキシで受信されてから、その最後の応答がクライアントで認知されるまでの時間です。 平均 ミリ秒
Webアプリケーションファイアウォールリクエスト数 Webアプリケーションファイアウォールで処理されたクライアントリクエスト数です。 合計

しきい値設定

全体設定

  1. Site24x7にログインし左側の[管理]をクリックします。
  2. [設定プロファイル]→[しきい値と可用性]をクリックし、画面右上の[しきい値プロファイルの追加]から[しきい値プロファイル]を選択します。
  3. 監視タイプに[Azure Front Door]を選択し、上記メトリックに対してしきい値を設定します。

監視レベルの設定

  1. Site24x7にログインし、[Azure]→[Azure Front Door]に移動します。
  2. しきい値を設定したい監視名を選択し、表示名横のハンバーガーアイコンから[編集]を選択します。
  3. メトリックに対してしきい値を設定します。そこで設定したしきい値を超過した際にIT自動化を実行するように構成することが可能です。

IT自動化

IT自動化を使用して、問題が発生した際にアクションを自動で実行し、手動の対応なく修正を行います。

詳細はこちらのページをご確認ください。

設定ルール

設定ルールを使用して、しきい値プロファイル、通知プロファイル、タグ、監視グループなどのパラメーターを自動で設定するよう構成できます。

詳細はこちらのページをご確認ください。

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