REST API監視のパフォーマンス メトリック

REST API監視結果の読み方

Site 24x7のREST API監視では、API呼び出しを定期的に追跡し、同時に、REST APIの反応とパフォーマンスを判定しています。Webタブへ移動し、希望のREST API監視をクリックすると、REST APIのオペレーションに有益な分析が提供されます。

Site24x7のWebダッシュボードにはカスタム ステータス バナーがあり、監視がオペレーション ステータスごとに並んでいます。

イベント タイムライン:

イベント タイムラインでは、それぞれのイベントは、容易に特定できるよう、色分けされています。イベントは最大限のデータを抽出するようドリルダウンでき、トラブルシュートが容易となります。実際の障害期間とトータルでの障害時間を、期間を区切って追跡することも可能です。

メインの結果ページは3つに分かれます。

  • 応答時間:REST API応答取得にかかる総時間です。
  • スループット:REST API要求中の、応答送信速度の基準です(KB/秒)。
  • ロケーションごとの可用性と応答時間:REST API要求の可用性と応答時間を、監視ロケーションごとに、表で示します。

応答時間
REST API監視の応答時間は、DNS解決時間、接続、JSON・テキスト・XMLでの応答受信にかかる時間の合計と計算されます。REST API監視の応答時間は、各監視ロケーションごとから測定し、期間ごとに、面グラフで表示します。さらには、凡例を適宜、選択すれば、3時点、5時点の移動平均と95パーセント値をフィルターにかけることが可能です。グラフは拡大可能で、グラフ上のスパイク(突出値)から優位度の高いデータをえり分けることができます。障害と保守作業について、ユーザーに情報提供をするため、メモを追加することもできます。

グラフ表示

スループット

スループットは、コンテンツの総データ量(KB)を応答時間(秒)で割って計算します。このデータは、接続速度やサーバーの帯域利用状況を分析するのに利用できます。          

ロケーションごとの応答時間

ロケーションごと応答時間のグラフでは、平均応答時間が、あらゆる監視ロケーションから、毎日か毎時でわかります。これは、ことなる監視元から見た、平均応答時間の確認に利用できます。グラフ中の監視ロケーション凡例で、容易に監視作業が可能です。

表形式での提示

平均応答時間と、ロケーションごとの平均応答時間は、表形式で詳しく提示します。

ダウン・トラブル履歴

ここでは、監視のトラブル履歴について詳細な情報を提供します。ステータス、正確な障害の時刻、時間、理由が表示されます。                                  

ロケーションごとの可用性・応答時間
REST API監視の可用性と応答時間は、監視ロケーションごとに、表形式で提示します。監視ロケーションごとから見た際の、トータルでの可用性(%)、応答時間(ミリ秒)、障害継続時間は、このレポートから推計できます。

根本原因分析(RCA)レポート

REST API監視の場合、監視が障害を報告し始めて150秒たつと、ステータス「ダウン」か「トラブル」の監視について、RCAレポートが取得できるようになります。表示の内容は、ベーシック監視と障害の情報です。ここには、再チェックの状況や障害の理由も含みます。

グローバルなステータスと更新情報:

設定したロケーションからの監視の実ステータスを、手早く見ることができます。さらに、さまざまなポーリング サイクルで、リアルタイム データの表示も可能です。ここには、障害とトラブル アラートの情報も含みます。

インベントリとメモ:

このセクションではベーシック監視に加え、監視ロケーション、ポーリング間隔、ライセンス タイプなど、さまざまな設定の情報を提示します。

ポーリング実行 レポート

詳細ページからポーリング実行を開始すると、ポーリング実行レポートを作成できます。レポートには、SSL/TLSプロトコルのバージョン、鍵交換、一括暗号化、ハッシュ機能などの、暗号スイート情報が記載されています。要求・応答ヘッダーtraceroute出力など、より細かな情報を、すべての監視ロケーションから、取得できます。ポーリング実行レポートは、マニュアルでのポーリングを始めてから、1日間、有効です。

ログ レポート:

それぞれの監視はログ レコードに集約され、期間ごとに、各種情報を容易かつ深く理解できます。ログは、ロケーションと可用性で、フィルターできます。ログ レポートはCSV形式でダウンロード可能です。