Salesforceログ

Salesforceでは、SalesforceイベントデータにアクセスするためのREST APIを提供しています。Salesforceイベントログを効果的に管理し監視するには、こちらのドキュメントの手順にしたがって、Site24x7にSalesforceログを設定してください。Site24x7のログ管理についての詳細はこちら

Table of contents

必要条件

Salesforceアカウントと、EventLogFileオブジェクト、LoginEventオブジェクト、Event Monitoring Analyticsアプリのすべてにアクセスできるイベント監視アドオンを所有している必要があります。イベント監視の有効化連携のためのデディケートユーザーの作成方法については各ドキュメントをご確認ください。

Salesforce内に接続アプリを作成し、コンシューマーキーとコンシューマーシークレットを生成します。その後、設定ファイルにこれらトークンを記述し、Salesforceログを設定します。

次の手順で接続アプリを作成します。

  1. Salesforceアカウントにログインします。
  2. Lightning Experienceバージョンで、設定 > ホーム > アプリ > アプリマネージャー > 新規接続アプリに移動します。
  3. 接続アプリ名、API名、連絡先メールを入力します。
  4. Enable OAuth設定の有効化チェックボックスをクリックします。
  5. コールバックURL(https://<Salesforce-Domain>/services/oauth2/callback)を入力します。
  6. OAuthスコープ(Manage user data via APIs (api))を選択します。
  7. 接続アプリを保存して、コンシューマーキーとコンシューマーシークレットを保存します。
Salesforceログの設定には、セキュリティトークンも必要です。セキュリティトークンを記憶していない場合は、こちらでユーザーセキュリティトークンのリセットを行えます。
credentials

Salesforceプラグインインストール

  1. Site24x7サーバー監視エージェント (Windows | Linux)をダウンロードし、インストールします。
  2. Site24x7サーバー監視エージェントプラグインディレクトリ配下にSalesforceという名前のディレクトリを作成します。
    Linux:/opt/site24x7/monagent/plugins/
    Windows:C:\Program Files (x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\plugins\
  3. Salesforce.pySalesforce.cfgファイルをダウンロードして、Salesforceディレクトリに配置します。
  4. Salesforce.cfgファイルで、Salesforce domainusernamepasswordsecurity_tokenconsumer_keyconsumer_secretといった変数を、前の手順で取得した値に置換します。
  5. Salesforce.cfgファイルでは、logs_enabledをtrueに、log_type_nameをSalesforce Logsに設定します。この設定で、Site24x7にログプロファイルとSalesforceログタイプが作成されます。
プラグインファイルをダウンロードされると、次のデータ収集でエージェントが設定変更を検知し、Site24x7上にログが表示されます。個人情報流出防止のため、エージェントがkeys_to_encrypt配下のSalesforce認証情報のキーをすべて暗号化します。

ログタイプにSalesforce Logsを指定し、クエリ言語検索を行うことで、外部ダッシュボードにログデータを表示します。検索を保存して、アラートを設定することもできます。Salesforceでは50を超えるイベントタイプに対応しています。これらイベントタイプの詳細はこちら

Salesforceログ監視ダッシュボード

デフォルトのSalesforceログ監視ダッシュボードで表示されるウィジェットは次のとおりです。

  • トップ10 アクティブユーザー
  • URIごとのREST API要求
  • 最も表示されているレポート
  • 最もダウンロードされているドキュメント
  • ステータスオーバー時間ごとのログイン
  • クライアントIPごとの失敗ログイン
  • 最もアクティブなクライアントIP
  • レポート実行数ロ平均実行時間
  • トップ10 スローレポート
  • APEX平均実行時間
  • APEX要求での最も遅いページ
  • REST API要求オーバータイム

関連ログタイプ