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可用性サマリレポート

可用性サマリレポートでは、対象とする監視の可用性全般、障害と継続時間を、選択期間について、包括的に表示します。リアルタイムのビジネスでは、可用性サマリレポートにより、監視の可用性について全体像がわかります。レポートでは、次のメトリックを詳細に追跡します。

監視可用性のサマリ
監視停止のサマリ
可用性トレンド（％）
障害レポート
障害全般の詳細
ロケーション横断での障害詳細
設定プロファイル

可用性サマリレポートの作成

Site24x7にログインしてください。
レポート > 監視タイプ > 可用性サマリレポート と移動してください。
可用性サマリのレポートは、監視を選択して作ることも、全監視総合で作ることもできます。
ヘッダー部のドロップダウンから必要な監視を選択し、リストのパラメーターを変更すると、カスタムレポートが表示されます。
- 監視/タグ：対象とする監視をドロップダウンから選択します。ドロップダウンからタグを選択することもできます。特定のタグを選択すると、（その特定の監視タイプの）すべての監視についてレポートが生成されます。
- 期間：対象期間を選択してください。
  作成レポートの対象期間は、直近24時間から、30日です。当該年以内であれば、対象期間の延長も可能となっています。さらには、レポートは時期をカスタマイズして作成することもできます。
- 時間の単位：期間ごとに、時間の単位を選択。
  
  詳細は、それぞれの期間でサポートする粒度を参照ください。
- 営業時間：ビジネスに最重要の時間帯を選択してください。
- ロケーション：希望の地球上のロケーションやポーラーを、ロケーションリストから選択。
  ロケーションのドロップダウンは、サーバー、MS Exchange、IIS、SQL Server、Docker、ネットワーク装置監視などの、エージェント監視では、表示されません。
- 稼働時間計算に用いるメンテナンス時間：監視の稼働時間を計算するにあたり、計画メンテナンスの時間は、計上も除外も可能です。
レポート作成が終了したら、右上の「結果の共有」ボタンをクリックしてください。
- レポートの公開：レポートの公開をクリックし、フォームに入力します。これにより、ユーザーがログイン不要で訪問可能な固定リンクが作成されます。
- メール：メールでレポートを共有します。
- CSVエクスポート：レポートをCSVファイルに、エクスポートします。
- PDFエクスポート：レポートをPDFファイルに、エクスポートします。
- スケジュールレポート：スケジュールレポートフォームに入力すると、レポートのタスクが作成され、ユーザーへのサマリレポートがメールされるようになります。

可用性サマリレポートの読み方

可用性サマリレポートは、選択期間について、明白な形式で説明します。画面上部では、対象監視グループの可用性累計（％）、障害経過総時間、障害件数が、選んだ期間ごとにわかります。

監視可用性のサマリ

ダウンタイム・アップタイム情報は、表形式で提示します。詳細パラメーターは、ここに記載されています。

障害の総時間：選択期間における、監視の積算ダウンタイムは、時間の割合で示します（％）。
稼働の総時間：選択期間における、監視の積算アップタイムは、時間の割合で示します（％）。
MTTR（平均修復時間）：装置やシステムを、受容可能な稼働レベルに復旧するまでかかる平均時間を表します。この期間は、障害時に、マシンを再起動して、稼働状態まで戻す必要な時間も示しています。できる限り短くしてください。
MTBF（平均障害間隔）：装置やシステムが問題なく稼働する平均時間です。ユーザーが、ネットワークの安定稼働を期待する時間とも言えます。この値は、できる限り高い必要があります。

監視停止のサマリ

監視の不可避な一時停止や、計画メンテナンスには、停止時間が伴います。この間のデータは障害とは明確に分離され、表形式で提示します。

停止の総時間：監視の計画停止以外の理由による、障害検知時間です。
停止の総時間比率：監視が、計画停止以外の理由で停止した期間の総計割合です（％）。
計画メンテナンスの総時間：監視期間において、すべての計画メンテナンスに要した時間の総計です。
計画メンテナンスの総時間比率：特定の監視期間に実行した計画メンテナンスの、総時間の比率です（％）。

可用性トレンド（％）

可用性（％）のトレンドグラフは、対象の監視について、実際の可用性、障害時間、メンテナンス活動全般を、時間指定で提示します。グラフ内の指定エリアにマウスカーソルを当てれば、指定期間の可用性、障害、メンテナンス時間の割合（％）が表示されます。

特定期間の可用性トレンドをドリルダウンして測定するには、グラフ上の時間帯を選び、カーソルをクリック・ドラッグしてください。グラフ右上から「ズームのリセット」をクリックすると、通常表示に戻ります。

可用性トレンドのグラフには、各パラメーターの凡例として、色つきのチェックボックスが表示されます。これらの凡例は、グラフ内のグループを視覚化するのに有用です。さらに、凡例は、簡易フィルターとして利用することができ、グループ内のパラメーターを要件ごとに切り出す役に立ちます。