ビジー時間レポート

ビジー時間レポートでは、さまざまな監視のパフォーマンス パラメーターがわかります。取得対象は、平均応答時間(ミリ秒)、SQL Serverのバッファー キャッシュ ヒット率(%)、IIS Serverのネットワーク トラフィック負荷(KB/秒)、各種サーバーのCPU利用率などです。表示を縮小すれば、メトリック表示期間は、最長で過去1年分まで伸ばせます。選択期間の時間ごと・週ごと内訳けも提供可能です。ビジー時間レポートを利用すれば、ある日のどの時間に、リソースの応答が最も遅くなっていたかも、正確に把握できます。このデータによって、監視リソースの応答が最も遅くなっているタイミングにあわせて、サーバーのキャパシティ拡張を計画することができます。

ビジー時間レポートの作成

  1. Site24x7にログインしてください。
  2. レポート > 監視タイプ > ビジー時間レポート と移動します。
    ビジー時間レポートを監視を1つ選んで作成することも、すべての監視の統合レポートを作ることもできます。
  3. 監視/タグ:対象とする監視をドロップダウンから選択します。ドロップダウンからタグを選択することもできます。特定のタグを選択すると、(その特定の監視タイプの)すべての監視についてレポートが生成されます。
  4. 必要な期間をドロップダウンから選択。
    作成レポートの対象期間は、直近24時間から、30日です。当該年以内であれば、対象期間の延長も可能となっています。さらには、レポートは時期をカスタマイズして作成することもできます。
  5. 希望の内訳け(日時、週次)を「分類基準」ドロップダウンで選択し、レポートを作成します。
  6. レポート作成が終了したら、右上の「結果の共有」ボタンをクリックしてください。
    • レポートの公開:レポートの公開をクリックし、フォームに入力します。これにより、ユーザーがログイン不要で訪問可能な固定リンクが作成されます。
    • メール:メールでレポートを共有します。
    • CSVエクスポート:レポートをCSVファイルに、エクスポートします。
    • PDFエクスポート:レポートをPDFファイルに、エクスポートします。
    • スケジュール レポート:スケジュール レポート フォームに入力すれば、レポート タスクを作成し、ユーザー向けにビジー時間レポート メールを送信することができます。
  • SQL Serverのビジー時間レポートは、バッファー プールにどれだけのページがあり、ディスク読み込みを回避しているか、追跡するのに有用です。このデータを活用すれば、データベース全般のデザインを向上させ、クエリ対応を効率化することが可能です。
  • ビジー時間レポートでは、サーバーでのネットワーク トラフィックを管理し、IIS Serverのパフォーマンス最適化に利用できます。
  • 各種サーバー、VMware、RDS・EC2インスタンスのビジー時間レポートを利用すれば、どの時期の、どのタスク群の実行中に、CPUのパフォーマンス低下や回復が発生するのか、わかります。
  • 日次内訳け

    監視しているリソースすべての応答について、応答時間の1時間ごと内訳けを表示します。

    週次内訳け

    監視しているリソースすべての応答について、応答時間の1日ごと内訳けを表示します。