Cisco IPSLA監視のデータ出力のためのVoIP機器設定

Site24x7を用いて、VoIP監視ベースのCisco Internet Protocol Service Level Agreement (IPSLA)でのコールパスの音質を監視します。コールパスは監視したいVoIPコールの送信元と宛先間のWANリンクです。VoIPコールパスを監視するには、Site24x7オンプレミスポーラーにデータを出力するようにCisco機器を設定する必要があります。設定の前に、機器が基本的な要件に適っているかを確認してください。

手順1:機器ディスカバリーの有効化

手順2:宛先機器上でSLAレスポンダーを有効化

SLAレスポンダーを監視したい宛先機器で有効化するには次の手順を行ってください。

  1. 宛先ルーターでCLIセッションを開き、EXECモードを次のコマンドで有効化してください。
    Router>enable
  2. グローバル設定モードを開始します。
    Router#configure terminal
  3. 次のコマンドのいずれかを用いてIPSLAレスポンダーを有効化します。
    Router(config)#ip sla responder
    または
    Router(config)#ip sla monitor responder
    ご使用のIOSバージョンに基づいて入力コマンドを選択してください。

VoIPパフォーマンスを監視したい宛先ルーターの全てに上記手順を行ってください。

この設定後、VoIP監視に機器が追加されます。