ディスクキューの長さを監視

プラグインで簡単にLinuxサーバーの平均ディスクキューの長さを監視。ディスク使用量を分析、問題を把握できます。

平均ディスクキューの長さは、特定の時間間隔中に選択したディスクに対してキューに入れられた読み取り操作と書き込み操作の両方の平均数です。これらの値はストレージシステムの正確な表現を提供するため、これらを監視することが重要です。

値が大きいほど、ボリュームがアプリケーションからの要求に対応できず、応答時間が長くなることを示します。このプラグインをインストールすると、ディスクのパフォーマンスの問題がすぐに通知されます。

前提条件

  • 「iostat」コマンドがサーバーにインストールされていることを確認して、パフォーマンスメトリックをフェッチします。
  • Site24x7のLinuxサーバー監視エージェントがディスクキューの長さを監視するサーバーにインストールされている必要があります。
  • プラグインを追加するときは、Site24x7エージェント内のプラグイン名とそのフォルダー名が同じである必要があります。

プラグインのインストール

  • プラグインを実行する予定のサーバーに、Site24x7 Linuxエージェントの最新バージョンをダウンロードしてインストールします。正常にインストールされると、Site24x7コントロールパネルにLinuxサーバーモニターが表示されます。これにより、エージェントがデータセンターと通信できることが確認されます。
  • GitHubリポジトリからdisk_queue_length.pyファイルをダウンロードします。
    wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/disk_queue_length/disk_queue_length.py
  • デフォルトでは、プラグインはすべてのディスクのキューの長さをキャプチャします。特定のディスクキューの長さを監視する必要がある場合は、「disk_queue_length.py」ファイルにある「DISKS」フィールドにディスク名を入力します。
    For example, if 'nvme0n1' needs to be monitored, configure as:
    DISKS=['nvme0n1']
  • Site24x7 Linux エージェントプラグインディレクトリ (/opt/site24x7/monagent/plugins/)の下に 「disk_queue_length」 という名前のフォルダを作成し、「/opt/site24x7/monagent/plugins/disk_queue_length/」 の下に「disk_queue_length.py」ファイルを配置します。
エージェントは5分以内にプラグインを自動的に実行し、パフォーマンスデータをSite24x7データセンターに送信します。

Site24x7のウェブクライアントでのデータの表示

  1. Site24x7にログインし、[サーバー] > [プラグイン]に移動し、プラグインモニターの名前をクリックします。
  2. ディスクキューレングスカウンターのさまざまなパフォーマンスメトリックを表示できます。

プラグインの開発に貢献

気軽に既存のプラグインに貢献して、コミュニティに関する提案やフィードバックを考えてください。