MongoDB監視

Site24x7プラグインを設定し、MongoDBデータベースのパフォーマンスメトリクスを監視します。

MongoDBは、フリーなオープンソースクロスプラットフォームのドキュメント指向データベースプログラムです。Site24x7プラグインは、MongoDBメトリクスを詳細に可視化し、データインフラストラクチャーを最適化します。

このページでは、MongoDBサーバーのパフォーマンス、可用性、使用統計を詳細に可視化するための、MongoDBプラグインと監視メトリクスを設定する方法について説明します。

MongoDBパフォーマンス監視メトリクス:

サポートされているメトリクスは以下の通りです:

Available connections

「connections_available」メトリクスは、MongoDB設定で、新規クライアントが利用できる未使用の接続合計数を表示します。

Current connections

「connections_current」メトリクスは、MongoDB設定で、データベースに対してアクティブな接続の合計数を表示します。

Heap usage

「heap_usage」メトリクスは、MongoDBの設定で、データベースが使用しているヒープ領域の合計を表示します(単位:バイト)。

Total open cursors

「cursors_total_open」メトリクスは、MongoDB設定がクライアント用に現在開いているカーソルの合計数を記録します。

手順

  • Site24x7アカウントにログインします。アカウントをお持ちでない場合は、こちら からサインアップへお進みください。
  • Site24x7 Linuxエージェント の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。
  • MongoDBプラグインをインストールします。
  • エージェントはMongoDBプラグインを実行し、Site24x7サーバーにデータをプッシュします。

前提条件:

  • Site24x7 MongoDBプラグインでは、「pymongo」モジュールを使用してRedisサーバーのパフォーマンスメトリクスを収集します。

注記: Site24x7 Linuxエージェントでは、[pip]コマンドを使用して[pymongo]のインストールを自動的に試行します。インストールが失敗した場合は、[pymongoのインストール方法 に従って、モジュールを手動インストールすることが可能です。

  • サーバーで次のコマンドを実行してpymongoをインストールします
    pip install pymongo

pipのインストール:

  • "pip"を使用してpymongoをインストールします

    メモ: pipはPythonで書かれたソフトウェアパッケージをインストールして管理するのに使われるパッケージ管理システムです。

  • CentOS、Fedora、RHELの場合:
    yum install python-devel
    yum install python-pip (or)
    easy_install pip
  • Debian、Ubuntuの場合:
    apt-get -y install python-pip

MongoDBプラグインのインストール:

cd /opt/site24x7/monagent/plugins/
mkdir mongod
cd mongod
wget https://github.com/site24x7/plugins/blob/master/mongoDB/mongoDB.py
  • Site24x7 Linuxエージェントのプラグインディレクトリー [ /opt/site24x7/monagent/plugins/ ]に、[mongod]という名前のディレクトリーを作成します。
  • GitHubリポジトリーから [mongod.py]ファイルをダウンロード し、[mongod]に配置します。
  • 上記手順の実行コマンド:
  • プラグインファイルのダウンロードが完了すると、エージェントは次回のデータ収集でそれをマークアップし、Site24x7クライアントで表示できるようになります。

MongoDBプラグインの設定:

MongoDBプラグインのファイル位置- -/opt/site24x7agent/monagent/plugins/mongod/mongod.py

#Config Section:
MONGODB_USERNAME="USER"
MONGODB_PWD="PASSWORD"
MONGODB_AUTHDB="AUTH"
MONGODB_HOST='127.0.0.1'
MONGODB_PORT=27017
MONGODB_DBSTATS="yes"
MONGODB_REPLSET="no"
  • デフォルトで、プラグインは「localhost」に設定されているMongoDBインスタンスを監視します。
  • プラグインスクリプトで指定されているデフォルトのPythonパスは、[#!/usr/bin/python]です。代替えのpythonパスを作成する場合は、shebang(シバン)文字「#!」が前に付いた既存パスを置き換えます。
  • 監視設定を変更するには、プラグインディレクトリーに移動して、[mongod.py]ファイルの「#Config Section:」を編集します。

メトリクスを追加で監視:

  • メトリクスを追加で監視するには、[mongod.py]ファイルを編集し、監視が必要なメトリクスを新しく追加します。
  • 新しく追加されたメトリクスを表示するには、[mongod.py]ファイルのプラグインバージョン値をインクリメントします(たとえば、デフォルトのプラグインのバージョンをPLUGIN_VERSION=「1」からPLUGIN_VERSION=「2」に変更します)。

関連プラグイン:

  • RabbitMQプラグイン - RabbitMQデータベースのパフォーマンスメトリクスを監視します。
  • MySQLプラグイン - MySQLデータベースのパフォーマンスメトリクスを監視します。
  • Sambaプラグイン - Sambaサーバーのパフォーマンスを分析します。
  • Nagiosプラグイン - Site24x7では、Nagiosサーバーを実行する必要なしに、何千ものNagiosプラグインを実行することができます。
  • Out-of-the-boxプラグイン - 豊富な連携リストでアプリケーション全体を監視します。
  • カスタムプラグインの作成 - カスタム Linux および Windows プラグインを作成し、カスタム属性を監視します。