Azure仮想マシン監視連携

Azure仮想マシン(VM)はAzureが提供しているコンピューティングリソースのうちの1つです。
Azure VMにより、物理ハードウェアを所持することなく仮想化環境を運用できます。その一方で、ソフトウェアの設定、パッチ、インストールといったタスクを行い、VMを保持する必要があります。

Site24x7との連携により、VMメトリックの監視、しきい値設定、アラート通知を行います。


目次


設定

Azure監視新規追加時のVM追加

Azure監視を追加していない場合、次の手順を行ってください。

  1. Site24x7にログインします。
  2. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視の追加]をクリックします。
    こちらの手順から追加することも可能です。
  3. Azure監視の追加時のAzure監視の編集ページで、サービス・リソースタイプのドロップダウンから[Azure Virtual Machine]を選択します。

既存のAzure監視へのVM追加

すでにAzure監視が追加されている場合、次の手順でVMの追加を行えます。

  1. Site24x7にログインします。
  2. [Cloud]→[Azure]をクリックし、インフラストラクチャーダッシュボード、インベントリーダッシュボードのいずれかにアクセスします。
  3. ハンバーガーアイコンより[編集]をクリックします。
  4. Azure監視の編集ページで、サブスクリプションとリソースグループをそれぞれ選択します。
  5. サービス・リソースタイプで、[Azure Virtual Machine]を選択し、[保存]をクリックします。

追加が完了すると、[Cloud]→[Azure]→[Azure Virtual Machine]に監視が表示されます。

新規Azureリソースのディスカバリーには15から30分程かかります。
すぐにディスカバリーを行いたい場合は、Azure監視のインフラストラクチャーダッシュボードにアクセスし、ハンバーガーアイコンより[今すぐディスカバリー]をクリックしてください。

ポーリング間隔

Azure VM監視では1分間隔でデータを収集し、5分間間隔でサービスからステータスを取得します。


サポートしているメトリック

Azure VM監視で参照できるメトリックデータは次のとおりです。

メトリック名 説明 統計 単位
CPUクレジット 使用済み VMで消費されたクレジット数です。BシリーズのAzure VMでのみ使用できます。 平均
CPUクレジット 残り バーストに使用できるクレジット数です。BシリーズのAzure VMでのみ使用できます。 平均
データディスク読み取りバイト/秒 監視時にディスクから読み取られたバイトです。 平均 バイト
ディスク読み込みオペレーション/秒 ディスクの1秒ごとの入力操作(IOPS)です。 平均 数/秒
ディスク書き込みバイト/秒 監視時にディスクに書き込まれたバイトです。 平均 バイト
ディスク書き込みオペレーション/秒 ディスク書き込みIOPSです。 平均 数/秒
受信フロー VM受信方向の現在のフロー数です。 平均

課金対象の入力ネットワーク(非推奨)

VMの全ネットワークインターフェースで受信された課金対象のバイト数です。

平均

バイト
課金対象の出力ネットワーク(非推奨) VMの全ネットワークインターフェースで送信された課金対象のバイト数です。 平均 バイト
OSディスクキュー長 OSディスクキューの長さです。 平均
OSディスク読み取りバイト/秒 監視時のOSの単一ディスクから読み取られた1秒ごとのバイトです。 平均 数/秒
OSディスク読み取りオペレーション/秒 監視時のOSの単一ディスクから読み取られたIOPSです。 平均 数/秒
OSディスク書き込みバイト/秒 監視時のOSの単一ディスクに書き込まれた1秒ごとのバイトです。 平均 数/秒
OS書き込みオペレーション/秒 監視時のOSの単一ディスクに書き込まれたIOPSです。 平均 数/秒
送信フロー VMから送信されたフロー数です。 平均
データディスクキュー長 データディスクのキュー長です。 平均
データディスク読み取りバイト/秒 監視時に単一のディスクから読み取られた1秒ごとのバイトです。 平均 数/秒
データディスク読み取りオペレーション/秒 監視時の単一ディスクからの読み取りIOPSです。 平均 数/秒

データディスク書き込みバイト/秒

監視時に単一のディスクに書き込まれた1秒ごとのバイトです。

平均 数/秒
データディスク書き込みオペレーション/秒 監視時の単一ディスクへの書き込みIOPSです。 平均

数/秒

パーセンテージCPU

VMで使用された割り当てCPUのパーセンテージです。 平均

パーセント


サーバー監視拡張

サーバー監視拡張を使用して、システムレベルの監視や、100以上のプラグイン連携、IT自動化、根本原因分析レポート、イベントログとSyslog分析などといった機能を利用できます。

サーバー監視拡張機能の使用には、Azureでコントリビューターロールが必要です。


インストール方法


方法1

  1. Site24x7にログインし、[Cloud]→[Azure]に移動します。
  2. Azureドロップダウンから[Azure Virtual Machine]を選択し、拡張を行うVMをクリックします。
  3. [サーバー監視のVM拡張]タブで、[Azure拡張機能のインストール]をクリックします。

Server Installation Method 1


方法2

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[管理]をクリックします。
  2. 管理ページで、サービスタイプドロップダウンから[AZURE-VM]を選択します。
  3. VM拡張インストール列のインストールアイコンをクリックします。

Server Installation Method 2

一括インストールを行う場合、[一括サーバーエージェント拡張インストール]をクリックします。

Bulk Installation


方法3

  1. [Cloud]→[Azure]に移動します。
  2. インフラストラクチャーダッシュボード、インベントリーダッシュボード、管理のいずれかに移動します。
  3. ハンバーガーアイコンより[編集]を選択します。
  4. ディスカバリーした全VMにサーバー監視エージェントをインストールを[はい]に設定します。
  5. [保存]をクリックします。これにより、リソースがディスカバリーされた際に自動でVM拡張をインストールします。

 Server Installation Method 3

Azureポータルから、WindowsまたはLinuxのサーバー拡張をインストールすることもできます。

インストール成功後、Azure VMからサーバーエージェントメトリックを表示できます。

Server Metrics

サーバー監視エージェントのパフォーマンスメトリックリストはこちらのページをご確認ください。

AzureポータルのVMスケールセットのアップグレードポリシーが[自動]に設定されている場合、Site24x7で選択したVMに関係なく、VM拡張はスケールセット内のすべてのインスタンスに適用されます。

しきい値設定

全体の設定

  1. Site24x7にログインし、[管理]をクリックします。
  2. [設定プロファイル]→[しきい値と可用性]→[しきい値プロファイルの追加]をクリックします。
  3. 監視タイプで[Azure Virtual Machine]を選択します。

メトリックにしきい値を指定します。

監視ごとの設定

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[Azure Virtual Machine]をクリックします。
  2. しきい値を設定したい監視名をクリックします。
  3. 表示名横のハンバーガーアイコンより[編集]をクリックします。

監視の編集ページのしきい値と可用性項目で、メトリックのしきい値を指定できます。
属性ごとにIT自動化を設定することもできます。


アラート抑制設定

メンテナンスなどでアラートメールを抑制したい場合は、しきい値と可用性プロファイルの追加または編集ページで、Azure VM電源オフの際のアラートを抑制を[はい]に設定してください。
これによりアラートを抑制しながら、VMの可用性を保つことができます。

Alerts Suppression


IT自動化

Azure VMの自動化を追加し、VMの起動、停止、エージェントインストールを自動化できます。
追加手順は次のとおりです。

  1. Site24x7にログインします。
  2. [管理]→[IT自動化テンプレート]→[自動化テンプレートの追加]に移動し、テンプレートを追加します。

IT Automation

IT自動化を監視に関連付ける方法はこちらのページをご確認ください。


設定ルール

しきい値プロファイル、通知プロファイル、タグ、監視グループ、その他複数パラメーターを監視に対して関連付けたい場合には、設定ルールを使用してその設定を自動化できます。
これを設定することで、監視新規追加時にルールの条件にマッチした監視にパラメーターを自動で適用します。
設定ルールの追加方法はこちらのページをご確認ください。


監視画面

Azure VMの監視画面は、主に次のタブに分けられて構成されています。

サマリー

サマリータブで上記メトリックの時間ごとのデータを表示します。
表示方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[Azure Virtual Machine]に移動します。
  2. 監視名をクリックして、[サマリー]タブをクリックします。

上記手順により、可用性、ダウン時間、受信および送信ネットワークなどのメトリックを表示できます。


設定の詳細

設定の詳細タブで、VM情報を表示します。
ハードウェアプロフィール、ストレージプロフィール、OSプロフィール、ネットワークプロフィールなどを表示できます。

  1. 設定の詳細を表示するには、[Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[Azure Virtual Machine]に移動します。
  2. 監視名をクリックし、[設定の詳細]タブをクリックします。

予測

Site24x7の予測機能で、過去のデータに基づいた未来のパフォーマンスメトリックを予測できます。先の7日間のデータを予測するのに、15から30日間の過去のデータを使用します。
予測データの表示方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[Azure Virtual Machine]に移動します。
  2. 監視名をクリックし、[予測]タブをクリックします。

Forecast


レポート

レポート機能を使用して監視データを表示し、サービスパフォーマンスの状況を把握します。

Azure VMのレポートを表示するには:

  1. Site24x7にログインし、左側の[レポート]をクリックします。
  2. メニューから[Azure Virtual Machine]を選択します。

[可用性サマリーレポート]、[パフォーマンスレポート]、[インベントリーレポート]といったレポートタイプからレポートを出力できます。

サーバー拡張を行っているVMの場合、[サーバー連携レポート]も出力できます。

VM監視の[サマリー]タブからもこのレポートを取得できます。
取得方法は次のとおりです。

  • VM監視の[サマリー]タブに移動し、[可用性]または[ダウン]データをクリックすることで、可用性サマリーレポートを表示します。
  • グラフタイトルをクリックすることで、そのデータのパフォーマンスレポートを表示します。

その他監視で提供しているレポートのリストはこちらのページをご確認ください。


関連ガイド

Azure監視の追加方法
監視へのIT自動化設定方法
Azure App Service監視の連携方法
設定ルールの追加方法

 

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