ステップサマリーレポート
ステップサマリーレポートでは個々のトランザクションのステップごとの可用性(%)と応答時間(秒)のデータを表示します。このレポートはWebアプリケーション(リアルブラウザー)監視で利用できます。選択した期間に基づいて日ごとまたは全体のレポートを作成できます。トランザクションの特定ステップについて可用性パーセンテージと応答時間のデータが選択した監視ロケーションについて生成されます。
ステップサマリーレポートの作成
- Site24x7クライアントにログインします
- レポート > Web アプリケーション(リアルブラウザー) > ステップサマリーレポートに移動します
- ヘッダードリルダウンから必要な監視を選択し、リストされているパラメーターを変更して、ステップサマリーレポートを表示します
- レポート作成後、右上にある"共有"ボタンをクリックします
- レポートの公開: レポートの公開をクリックして、フォームを生成します。ログインなしに顧客が利用できるレポートのパーマリンクを作成できます。期間にカスタムのデータ範囲を選択した場合は、ドロップダウンメニューでこのオプションは表示されません
- CSVへエクスポート: レポートをCSVファイルへエクスポートします
- PDFへエクスポート: レポートをPDFファイルへエクスポートします
- メール: レポートをメールで共有します。メールはSite24x7からのメール受信に同意した確認済みユーザーのみに送られます
- スケジュールレポート: ステップサマリーレポートのメールをアラートグループに送信するタスクを作成できます
日ごとのブレークアップ
すべてのトランザクションステップについて可用性(%)と応答時間(秒)の日ごとにセグメントしたブレークアップを取得します。レコードのシミュレーションの間に特定のトランザクションステップの実行に失敗したとき、監視は失敗となり、それ以降のステップは実行されません。ステップサマリーレポートではこれは可用性はなしと判断され、これらのステップの応答時間のデータは記録されません。失敗時、以降のステップは失敗したステップと同じ可用性(%)となり、応答時間の値は "-" と表示されます。
全体のブレークアップ
選択した期間についてWebアプリケーション(リアルブラウザー)監視の可用性(%)と応答時間(秒)のデータをまとめて表示します。また、日ごとのブレークアップのビューと同様に、特定のトランザクションステップが実行に失敗したとき、監視も失敗となります。以降のすべてのステップの実行は行われません。これらすべてはステップサマリーレポートでは可用性はなしと判断され、これらのステップのみ応答時間のデータは記録されません。失敗時、以降のステップは失敗したステップと同じ可用性(%)となり、応答時間の値は "-" と表示されます。
可用性(%)と平均応答時間(秒)の計算
指定した監視の可用性(%)と平均の統計の計算式を紹介する前に、計算で考慮されるいくつかの重要な要素を理解する必要があります:
- ダウンタイム(Down Time): 監視がダウンステータスだった時間の合計です
- メンテナンスタイム(Maintenance Time): 監視が監視期間内でメンテナンスとマークされていた時間の合計です
- 応答時間(Response Time): 1回のポーリングが完了するまでにかかった時間です
- ダウンパーセンテージ(Down Percentage): メンテナンス期間外で監視がダウンとなっていた時間のパーセントです
- メンテナンスパーセンテージ(Maintenance Percentage): 監視がメンテナンスとなっていた時間のパーセントです
可用性パーセンテージ(Availability Percentage)(メンテナンスを含むとき):
Availabilty Percentage= 100 - (Down Percentage + Maintenance Percentage)
可用性パーセンテージ(Availability Percentage)(メンテナンスを除外しているとき):
Availabilty Percentage= 100 - Down Percentage
平均応答時間(Average Response Time):
特定期間の間のすべてのデータ収集の応答時間の合計を期間の間のデータ収集の合計で割り算した値です