ヘルプ MSP MSPアラートビュー

MSPアラートビュー

Site24x7のMSPコントロールパネルは、複数の顧客にわたるすべての監視アラートの管理ができます。
顧客リソースに障害があれば、監視名と重要度でグループ分けし対処可能です。
MSPが確認できるのは、MSPに関連する顧客アカウントの監視アラームのみとなっています。
アラームリストはダウン、トラブル、設定エラーステータスの監視を表示します。その他のステータスの監視はここに表示されません。

障害が解決するか監視をリストから削除すると、監視ステータスは次回のポーリングまで、 アップとなり、アラームリストから削除されます。
アラームダッシュボードで表示されるアラート各監視画面にリンクしています。監視画面ではアラートサマリ、障害履歴、インベントリー、ログレポート、アラートログにグループ分けされています。
重要度レベルに応じたアラート分類は優先度をもって対処すべきアラートを特定できます。アラートを特定の技術者にアサインすることもできます。

ドーナツグラフでは現在発生しているアラートを、Webサイト、サーバー、ポート、SSLなどの監視カテゴリーに分類して表示します。
ダウンとトラブルのアラートは、監視カテゴリーごとにフィルター抽出できます。さらに、アラートを技術者に割り当てた受諾ステータスでフィルターすることも可能です。

アラートのミュートでは一定期間、MSP顧客アカウントでアラートを一時的に無効にできます。
監視、監視グループなどを指定し、アラートを抑止することが可能です。この期間、障害があってもすべての通知手段でアラートは発生しません。ただし、アラート理由はアラートログコントロールパネルから確認できます。

目次

アラートリストへのアクセス方法

  1. Site24x7アカウントにログインします。
  2. 画面左の［アラート］をクリックします。
    MSPは関連付いている顧客アカウントの監視アラートだけ表示できます。
  3. 顧客アカウントのすべての監視アラートがダウン、トラブルステータスで表示されます。
    MSPアラーム
  4. 監視名、障害理由、顧客名、技術者、アラート時期、カテゴリなどの情報が表示できます。
  5. 画面右側のハンバーガー アイコン（三枚重ねマーク「≡」） アイコンをクリックすると、次の操作を行えます。
    1. 技術者担当者の割り当て：ドロップダウンからユーザーを選択し、アラート担当者に指定します。その後、［保存］をクリックして適用します。
      技術者ドロップダウンに表示されるのは、顧客アカウントに関連付けられたMSPユーザーのみです。
      ユーザーの顧客アカウントへの関連付け方法はこちらのページをご確認ください。
      アラームが技術者に割り当てられると、メールで自動的にユーザーアラートグループに通知されます。
      アラートに技術者をアサインすると、通知プロファイルに指定された継続アラートが自動的に停止します。
    2. コメントの編集：アラートに対してコメントを追記、編集し各ユーザーとコミュニケーションを取ることができます。
    3. スケジュールメンテナンス：計画保守によるメンテナンスで定期的にリソースを停止する場合は、この停止期間を期間を指定しメンテナンスをスケジュールできます。
      詳細は、こちらのページをご確認ください。
    4. 削除：［削除］をクリックしてアラートをリストから削除します。アラートを削除すると、次のポーリングまでの間、監視画面の監視ステータスはアップになります。
      アラーム指定

アラートのミュートとミュート解除：

顧客アカウント内の監視のアラート受信を希望しない場合は、該当するリソースを選択し、［ミュート］ボタンをクリックすれば、一時的にアラートを無効にできます。
アラートのミュート機能は、MSPコントロールパネルで制御できません。各顧客アカウントからのみ使用できます。

アラートのミュートは、自由にカスタマイズできます。対象リソース（アカウント内の選択した監視、監視グループ、すべてのリソース）、期間を5分から1日の間で選択した後、アラート抑止の理由を記載したうえで、［ミュート］ボタンをクリックします。
ミュート期間の延長や、全アラートのミュート解除も可能です。

顧客アカウント ミュート

全アラートをミュートしていても、アラート情報はアラートログで確認できます。

顧客アカウント ミュート解除
アラートがミュートになると、各リソースはミュートのマークでミュート中と判別できます。さらに、コントロールパネル上のアラートシンボルは ミュート（赤）に強調表示されます。

ドーナツグラフでのアラートのソート

全アラートのステータスはドーナツグラフで確認できます。
アカウント内にアラートがいくつ発生しているかすぐに把握可能です。同時に、アラームを監視タイプとステータスの重要度によってフィルターできます。

アラート承認

アラートを承認ステータスでフィルターできます。
技術者に割り当てられたアラートは承認アラートとしてマークされます。

アラーム フィルター
ドーナツグラフと承認状況によるアラートの並び替え

アラート承認の方法は次の2つです。

技術者への割り当て

  • アラートリストの画面右側のハンバーガー アイコン（三枚重ねマーク「≡」） アイコンをクリックし［技術者担当者の割り当て］を選択します。
  • ドロップダウンからユーザーを選択し、アラート担当者に指定します。［保存］をクリックして適用します。

 アラートを選択

  • アラートリストから、対象のアラートを選択します。
  • アラート詳細ページで、［アラートを選択する］をクリックします。
  • これにより操作者自身にアラートが割り当てられます。
  • 自身の担当からアラートを解除するには［アラートの選択解除］をクリックします。
    アラーム詳細

アラート詳細

アラートリストからアラートを選択すると対応するアラートの詳細ページに移動し、障害のより詳細な情報を表示します。
アラート詳細ページは、タブ型のインターフェースで監視の障害に関するレポートとログを表示します。これらタブを利用し、アラートサマリー、障害履歴、インベントリー、ログレポート、アラートログを表示できます。

ダッシュボード上部のボタンから次の操作を行えます。

  • アラートを選択/選択解除：クリックすると、アラートが操作者自身にアサインされます。
    詳細はこちらの項目を参照してください。
  • メンテナンスにマーク障害がメンテナンス中ステータスに変更されます。停止期間を指定してメンテナンスとすると、アラートはリストから削除され、次のポーリングまでの間、監視詳細ページのメンテナンスリストに表示されます。
  • スケジュールメンテナンス：定期的にリソースをメンテナンスする場合は、このボタンをクリックすることで、メンテナンス状態になります。メンテナンス期間が終わると、Site24x7が監視のステータスを再確認します。
    詳細はこちらのページをご確認ください。
  • 削除：リストからアラートを削除します。アラートはアップステータスとなり、次のポーリング時に再度ステータスが確認されます。

サマリー

サマリーでは、アラーム詳細、根本原因分歴レポート、ping分析レポートなどを表示します。
コメントの追加やアラートを3rdパーティツールに関連付けることも可能です。
アラートの詳細項目では、鉛筆アイコンのクリックでアラートを技術者に割り当てたり、そのアラート詳細ページにアクセスしたユーザーを確認したりすることも可能です。
ユーザーが追加したコメントとあわせ、自動的にユーザーアラートグループに通知されます。

障害履歴

監視の障害履歴について表示します。
ステータス、障害とその期間、障害理由が表示可能です。 ハンバーガー アイコン（三枚重ねマーク「≡」） をクリックすると、コメントの追加による関係者での共有、停止時間をメンテナンスとマーク、アラートの削除を行えます。

インベントリー

ライセンス情報やその他各種設定内容を表示します。
監視ロケーション、チェック間隔、関連付けられている監視グループ、プロファイル、ライセンスタイプなどを表示します。

ログレポート

Site24x7はそれぞれの監視のログ レコードを統合して提供、設定した監視の各種ログ情報は、期限を区切って把握可能となります。ログは、ロケーションと可用性で、フィルターできます。可用性ステータス、HTTPステータス コード、DNS応答時間などの各種データは、ここに表示します。ログ レポートはCSV形式でのエクスポートもできます。

ログレポート

個々の監視のログレコードを表示し、指定した期間での過去の可用性ステータス、HTTPステータスコード、DSN応答時間などのデータを閲覧できます。
ロケーションや可用性でフィルターやCSV形式でのエクスポートも可能です。

アラートログ

過去にアラート通知の詳細を宛先、送信時刻、通知手段、理由で表示します。