ヘルプ Site24x7コントロールパネル
ここでは、Site24x7のコントロールパネルで利用する標準アイコンとコントロールを概観します。サービスのユーザーインターフェースや機能について、このセクションでご確認ください。
Site24x7クライアントコントロールパネル:1(凡例1から13まで)
ランディングページはSite24x7にログインした際にリダイレクトされるページを指します。ユーザーレベルの設定により、アカウント内の各ユーザーがこのランディングページを選択できます。
現在、ランディングページを選択できる複数のオプション(ページ)がサポートされています。ランディングページを選択するには、そのページにアクセスし、ページ右上にあるランディングページアイコンにチェックを入力します。ランディングページがサポートされているページでそのチェックを入れると、それがランディングページとして設定されます。ランディングページに対応しているページは次のとおりです。
コントロール パネルの機能 | 説明 |
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ダッシュボードタブ |
ダッシュボードタブから、監視についての、さまざまな補足情報を表示できます。利用できるタブは、概要、障害とトラブル アラート、インベントリとメモ、ログレポートです。 |
期間選択ツール | 期間を選択し、履歴データを抽出できます。ドロップダウンから選択し、期間を指定してください(直近24時間から1年前まで)「期間のカスタマイズ」で。独自の時期を指定することもできます。 |
ステータス全般ウィジェット | 設定した監視のステータス全般が、即時にわかります。可用性、応答時間、ダウンタイムと経過時間、スループット、SLA達成率(%)、RCA詳細などのメトリックがあります。 |
イベントタイムラインウィジェット | イベントタイムラインウィジェットは、選択した監視の過去のイベントを、選択期間にわたって記録します。ダウン、トラブル、メンテナンス、一時停止、異常など、過去からの事象を、特定・解析することが可能です。それぞれのイベントは、わかりやすく色分けされます。事象をドリルダウンし、データを最大限に抽出し、トラブルシュートを促進することが可能です。障害の継続時間と正確な障害期間など。詳細情報もわかります。 |
パフォーマンスグラフ | パフォーマンスグラフは、設定した監視のパフォーマンスを、深く見てゆくのに、役立ちます。これは、反応の遅い監視を特定し、必要な場合は是正措置をとるうえでも有用です。特定期間について、Site24x7サーバーへの監視の平均応答時間も、表示されます。 |
凡例 | チェックボックスの表示色は、それぞれのパラメーターの凡例となっています。これらの凡例は、グラフ内のグループを視覚的に表記しています。さらに、凡例は簡易フィルターとしても使うことができ、必要とするパラメーターを切り出すのに利用可能です。 |
グローバルステータスウィジェット | 世界中の監視ロケーションから見た監視のリアルタイムのステータスを表示します。 |
アラートログウィジェット | 設定した監視のログ詳細を取得します。 |
ステータス履歴ウィジェット | 監視のダウン・トラブル履歴について、詳細情報を提供します。ここでは、障害のステータス、正確なダウンタイム、経過時間、理由などを表示します。 |
ロケーションごとデータの表示ウィジェット | 可用性総計(%)、応答時間(ミリ秒)、障害継続時間を、それぞれの監視地点から推計します。 |
Apdexウィジェット | 業界標準のApdexを利用し、アプリケーションやサービスへのユーザーの満足度を測定、アプリケーションのパフォーマンスを、ユーザー視点から、「満足」、「許容」、「不満」で判定します。 |
パフォーマンスベンチマークウィジェット | パフォーマンスベンチマークウィジェットでサービスの平均応答時間と可用性を、同業他社と比較できます。これは、さまざまな業種にわたって表示可能です。 |
ツールチップ | ツールチップユーザーがマウス カーソルでフォーカスを当てた際に表示される、小型のポップアップです。ツールチップをクリックすると、機能についての情報が表示されます。 |
ポーリング期間選択ツール | 監視の履歴データを抽出するには、「ポーリング期間」を選択してください。 |
Site24x7 Webクライアントのホーム画面では、監視についてのさまざまな視座に、包括的で有益な情報が提供されます。詳細レポート、監視や監視グループのステータス特定、障害情報の取得などを、すぐさま収集することが可能です。監視・監視グループとも、コントロールパネルには更新ボタンがあり、リアルタイムのステータス表示を行うことができます。コントロールパネルは、最新ステータス反映のため、5分ごとに自動更新します。
アカウントに3000を超える監視が設定してある場合、デフォルトで監視サマリービューが表示されます。監視とステータスのサマリーを全体的に表示します。さらに、監視タイプに基づいてステータスサマリーを表示することも可能です。停止状態の監視は表示されません。コントロールパネルの右上にある監視リスト表示にアクセスしていつでも完全な監視リストを表示できます。
すべての監視は、最新のオペレーションステータスにしたがって、適宜、分類されます。これらは、ホーム画面の右側に表示され、監視のパフォーマンスを理解しやすくなっています。ダウンやトラブル状態の監視は、赤にグループ化されます。青は、設定エラーのある監視をさします。メンテナンス中の監視は紫グループにまとめられ、利用できる監視は、すべて緑となります。あわせて、それぞれの監視の応答時間(ミリ秒)が、最終ポーリング時刻とならび、レポートに表示されます。
監視グループは、リソース(監視)を、ビジネスアプリケーションの地理条件、タイプ、リソースオーナーシップで整理するのに、役に立ちます。これは、管理を容易にする上で便利です。コントロールパネルから、監視をグルーピングすることで、各グループやサブグループの可用性やパフォーマンスを分析できます。
監視グループとそのサブグループ構成に基づいて、ビジネスビューを作成し、各期間での監視のインフラストラクチャパフォーマンスと可用性について分析できます。これにより、グループやサブグループのパフォーマンス障害について即座に特定できます。
監視グループのアノマリ検知で、グループのアノマリについて表示できます。パフォーマンスレポートを用いて、パフォーマンスの偏差を特定し、効果的に追跡できます。詳細はこちら
障害タブで、特定のグループで発生した障害を表示します。この障害は各監視の障害ごとにグループ化されます。期間に基づいて障害をフィルターするできます。
クライアント ダッシュボード右上のアラート通知バッジでは、すべてのステータス更新をリアルタイムに、WMS通知で確認できます。これにより、監視に重大な更新があった場合、画面を動かしている最中でなくても、見逃しがなくなります。ここに表示される通知へ対応すると、その監視の情報ページへとリダイレクトされます。過去100件の通知をすべて表示する場合は、すべての通知を見るをクリックしてください。表示されている通知をすべて読み終わったら、すべて既読にするボタンを押すことが可能です。ユーザーは追加で、 ブラウザープッシュ通知の設定もできます。
通知の連絡先
設定した監視は、通常、ユーザーアラートグループに関連付けられます。これらのアラートグループに関連する連絡先ユーザーは、監視からステータス通知を受信します。ユーザーアラートグループ内の連絡先ユーザーが、監視ステータスの読み取り権限を持たない場合も、通知は行われます。また、ある連絡先ユーザーが特定のユーザーアラートグループと関連がなくとも、監視の読み取り権限があれば、クライアントからアラート通知の確認が可能です。
例:
ユーザーアラート連絡先は、Site24x7アカウントで、「すべての監視」権限を持った「管理者」ロールであるとします。また、アラート連絡先グループ「オペレーターグループ」があって、オペレーター全員が登録されているとします。管理者のロール は、オペレーターグループに関連付けられていません。「Zylkerサイト」という監視があり、オペレーターグループに関連付けられています。このステータスが変わると、グループ内のオペレーター全員に、ただちに通知が行われます。これに加え、「管理者」ロールのユーザー連絡先も、アラートを受信します。
Site24x7ダッシュボードは、 アイコンをクリックすると最新状態に更新されます。また、Site24x7監視ダッシュボードは、デフォルトでは5分ごとに、自動更新を行います。Site24x7のステータスAPI呼び出しでは、データを取得し、デフォルトでは5分、保存します。
キャッシュ データは、自動的に、5分ごとにクリアされます。キャッシュが行われるのは、ホーム、Web、サーバー、ネットワークのタブです。
キャッシュの挙動
キャッシュは、常時、特定の監視タイプについて処理されます。Site24x7コントロール パネルの「Web」タブにアクセスしたものとします。ここから、サイト タブへ移動できます。このタブにアクセスすると、API呼び出しが行われ、データは次の5分間、保持されます。ここで、ping監視タブにアクセスした場合、タイプがpingの監視について再度、API呼び出しが行われ、このデータが5分間、保存されます。その際、5分以内に、ふたたびWebサイト監視に戻ると、データは既存が表示されます。しかし、このアクションが5分経過以降に行われると、あらたなAPI呼び出しによって、データ取得が行われます。
キャッシュクリアのタイミング
Site24x7レポートはAPI要求中に選択したヘッダーのキャッシングをサポートしています。期間を"今日"、単位を"生データ"としたWebサイト監視のサマリレポートを作成したとします。選択したレポートヘッダーを用いてAPI要求が開始します。同じレポートで"ビジネス時間"を選択した場合、もう一つのAPI要求が上記の設定とビジネス時間IDも含めて行われます。ビジネス時間を選択していない場合、API要求は開始されず、キャッシュデータはレポート作成に再利用されます。レポートのキャッシングはレポートタブを離れるまで、継続することに注意してください。つまりレポート設定は各監視のレポート間で切り替えを行ってもキャッシュされます。以前にヘッダーを設定してレポートを生成した場合は、キャッシュが維持され、API呼び出しが回避されます
Site24x7コントロールパネル第1階層のドックアイコンは表示の有無が選択可能です。編集ボタンでアイコンを指定し、ドック上で表示・非表示のどちらにするか、決定してください(下の画像を参照ください)。
既存ホーム表示による監視のリスト表示と、新規アイコンによるカスタムNOCコントロール パネルは、切り替え可能です。アカウント内のすべての監視について、実ステータスを、画面スクロールなしで1画面に表示します。
それぞれの監視は、四角形のタイル型に、監視ステータスごとの配色でリアルタイム表示されます。NOCビューでは、1画面に最多で1万の監視を表示できます。さらには、監視のダウン、トラブル、設定エラーについては、理由も表示されます。タイルをクリックすると、監視詳細の表示へドリルダウンできます。NOCビューは、ダーク系テーマへの切り替えも可能です。
監視は許可すればすべてNOCビューで表示されますが、ユーザーがアラートの連絡先でない場合は、その監視については、ステータスの更新はリアルタイムには行われません。NOCビューはcookieを利用しており、フィルターで、最新状況をいつでも表示できます。下の画像を参照ください。
図:NOCコントロールパネルでのドック編集
マークダウンは、テキストを成形するのに用いる簡易な言語です。Site24x7では、監視インベントリにメモを加える際、マークダウン構文を利用できます。詳細は、マークダウン構文の手引きを参照ください。
ヘルプ Site24x7コントロール パネル