ポート監視

TCP/IPポートの可用性を設定した監視ロケーションから追跡します。
障害や応答にコンテンツのミスマッチがあれば、アラートを発生します。IPv4/IPv6のデュアルスタックインフラも、Site24x7で監視できます。

この監視は ベーシック監視に該当します。

ポート監視の追加

  1. Site24x7にログインします。
  2. [管理]→[インベントリー]→[監視の追加]をクリックします。
  3. [ポート監視(カスタムプロトコル)]を選択します。
  4. 下記情報を指定します。
    項目 説明
    表示名 監視対象として追加する監視名を入力します。
    ホスト 監視対象のIPアドレスまたはホスト名を入力します。
    ポート(TCP) 監視対象のリスニングポート番号を入力します。
    セキュア接続を使用(SSL) 監視にSSL接続を使用する場合は[はい]を選択します。
    ポートステータスチェック オープン:ポートが閉じているか通信が行われていない場合に通知します。
    クローズ:ポートが開いているか通信が行われている場合に通知します。
    チェック間隔 監視する間隔(最短30秒から最大1日)をドロップダウンから選択します。
    接続タイムアウト ターゲットとするサーバーとの接続を確立するまでのタイムアウト値(秒)を指定します。
    指定した時間内に接続が確立されない場合、ダウンと判定されます。
    コマンド 入力したコマンドが、文字列としてソケットに書き込まれます。
    これを使用してテキストコマンドをホストに送信できます。
    IPv6を優先する IPv6対応のロケーションからWebサイトを監視する場合に、[はい]を選択します。
    • Site24x7では、必要に応じてIPv4/IPv6デュアルスタックのインフラストラクチャを監視します。
      その場合、IPv4がデフォルトで有効になりますが、この項目を有効にすることで、IPv6インフラストラクチャを監視するようになります。
      ※IPv6による接続に失敗した場合、IPv4には切り替わりません。
      こちらの参考ページをご参照ください。
    • IPv6を有効化した場合も、IPv4による監視との互換性はありません。
      IPv4/IPv6両方に対応しているリソースを監視する場合は、個別に監視を設定する必要があります。
    監視ロケーション ドロップダウンから、監視を実行するロケーションを選択します。
    ロケーションプロファイルで作成した設定を選択することも可能です。
    ロケーションプロファイルについては、こちらのページをご参照ください。
    監視グループ 監視対象を監視グループに関連付けることができます。
    監視グループの作成については、こちらのページをご参照ください。
    次の監視に依存 ドロップダウンから監視を選択し、依存リソースとして指定します。
    依存リソースのステータスがダウンの場合、監視のアラートは抑制されます。
    • 依存リソースのステータスに基づきアラートを抑制することは、アラートの誤報防止につながります。
      監視レベルでのアラート抑止については、こちらのページをご参照ください。
    • 依存リソースを選択しない場合、アラートは抑制されず、通常の設定に基づきます。
    • 監視対象を監視グループ内の依存リソースに関連付けることができます。
      通常の監視ステータスチェック時に、依存リソースのいずれかのステータスが「DOWN」と判定されると、監視対象のアラートは自動的に抑制されますが、
      監視レベルの依存設定においては、アラートを抑制する他の監視グループレベルの依存設定よりも常に上位の優先度が与えられます。
      監視リソースの依存設定については、こちらのページをご参照ください。
  5. その後、以下の項目を任意に設定し、保存します。

コンテンツチェック

項目 説明
存在するべき文字列 指定したキーワードがWebサイトに存在しない場合に、アラート(トラブル/ダウン)を受信します。
※2つの文字列で1つのキーワードとする場合は、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
例:"HTML response"

※複数の単一キーワードを指定する場合は、スペースを空け、各キーワードをダブルクォーテーションで囲みます。
例:"monitor" "HTML"

※単一のキーワードのみの場合、ダブルクォーテーションの付与は問いません。
あってはならない文字列 指定したキーワードがWebサイトに存在する場合に、アラート(トラブル/ダウン)を受信します。
※2つの文字列で1つのキーワードとする場合は、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
例:"HTML response"

※複数の単一キーワードを指定する場合は、スペースを空け、各キーワードをダブルクォーテーションで囲みます。
例:"monitor" "HTML"

※単一のキーワードのみの場合、ダブルクォーテーションの付与は問いません。

設定プロファイル

項目 説明
しきい値と可用性 ドロップダウンからしきい値プロファイルを選択し、設定したしきい値と可用性を超えた際にアラートを受信します。
しきい値と可用性の設定については、こちらのページをご参照ください。
タグ タグを関連付けることで、監視対象を体系的に管理します。
タグの作成については、こちらのページをご参照ください。
IT自動化テンプレート Webサイトのステータスが変更した際に実行する自動化アクションを選択します。
指定したユーザーグループにアラートが通知されます。
自動化テンプレートについては、こちらのページをご参照ください。
スケジュールメンテナンス中にITオートメーションを実行 >ステータスメンテナンスを設定すると、メンテナンス中のアラートを抑制します。
このチェックボックスを有効化することで、IT自動化機能を実行できます。

アラート設定

項目 説明
ユーザーアラートグループ アラートを受信するユーザーグループを選択します。
ユーザーアラートグループについては、こちらのページをご参照ください。
オンコールスケジュール 特定のシフト時間内にアラートを通知します。
オンコールスケジュールについては、こちらのページをご参照ください。
監視対象がユーザーグループに関連付いている場合、オンコールシフトに関係なく、アラートを受信します。
通知プロファイル ドロップダウンから通知プロファイルを選択します。
通知プロファイルにより、監視対象がダウンした際に、いつ誰にアラートを通知するか設定します。
通知プロファイルについては、こちらのページをご参照ください。

3rdパーティ連携

項目 説明
サービス 監視対象をサードパーティのサービスに関連付けます。
これにより、アラートを選択したサービスに送信し、インシデント管理を行います。
サードパーティ連携設定については、こちらのページをご参照ください。
監視の設定が終わると、Site24x7のディープディスカバリーによりドメインをスキャンされ、そのドメインのインターネット関連リソースが検出されます。
詳細は、こちらのページをご確認ください。

あわせて、ポート監視の各パフォーマンスメトリックも、確認ください。