Site24x7 Signalsのステータスページを作成し公開する前に、いくつかの用語やキーワードを関連付けることが重要です。ここではSignalsの設定における全ての質問に対する答えを記述します。
Signalsアカウントで複数のステータスページを作成できます。始めるには以下のステップを参照してください。
コンポーネントはサービスやITインフラストラクチャーの機能的部分です。Site24x7 SignalsはWebサイト、REST API、静的サーバー、モバイルアプリ、データベースなどといった各機能的ユニットのコンポーネントをそれぞれ追加できます。全てのビジネスユニットはそれぞれユニークなコンポーネント戦略をもっており、顧客にとって意味のあるコンポーネントに分割します。しかし、サービスを機能的/構造的にコンポーネント化して作成するのが良いでしょう。
コンポーネントの作成には次の手順を参照してください。
Site24x7で監視を設定しているSignalsユーザーは自動的にプッシュし、Site24x7の監視のステータスをSignalsで表示できます。Site24x7を通じたステータスの自動更新の設定方法は以下の手順を参照してください。
Signalsのユーザーはメールを送ることで、コンポーネントのステータスを自動更新することができます。Site24x7の監視システムや3rdパーティー連携監視ツールを設定することで、サービスの問題を検出した際にこれらのメールを送信させることができます。メール自動化の設定方法については次を参照してください。
コンポーネントを作成したら、そのコンポーネントのコンポーネントサマリー欄にある アイコンをクリックし、自動化リンクにアクセスします。その後、表示されたステータス更新の自動化の各項目を設定します。メールでのステータス更新トグルボタンを有効化にすれば、セキュアなメールアドレスが表示されます。
リアルタイムインシデントやスケジュールメンテナンスが起こったときに、そのページが開かれているとメールによる自動化は引き起こされません。メール自動化パーサーはメールの件名を見てすべきアクションを決めています。
そのため、To欄にセキュアなコンポーネントメールアドレスをペーストする必要があります。メールの件名欄に"DOWN"を記した場合、そのコンポーネントは主要な問題として設定されます。また、"UP"を記した場合、操作可能のステータスとして設定されます。
パフォーマンスの低下や部分的な問題に対して、コンポーネントのメールアドレスでこれらのステータスを追加することで設定できます。しかし、部分的な問題やパフォーマンスの低下を件名の"UP"には追加できません。つまり、この場合"DOWN"コマンドではこれらのステータスを設定できますが、"UP"コマンドで操作可能のステータスにできなくなります。そのため、"UP"コマンドを使用する場合は、変更前のメールアドレスを使用する必要があります。
利用している監視サービスとの連携によって、メールでコンポーネントのステータス更新を自動化できます。アラートを引き起こすのに、3rdパーティー監視ソリューションごとに、メールの件名欄に"DOWN"または"UP"などのキーワードを含めて設定する必要があります。
コンポーネントのステータスはコンポーネントのリアルタイムな動作ステータスを教えてくれます。動作中のコンポーネントでは基本的に次のステータスになります。
しかし、コンポーネントのステータスを変更したい場合は、そのコンポーネントに設定したいステータスを次より選択してください。
コンポーネントグループは似たコンポーネントをまとめることで、Signalsステータスページをエンドユーザーに簡単に閲覧させるよう構成することができます。またコンポーネントを異なるカテゴリーにわけることで、エンドユーザーが簡単にステータスページや関連するコンポーネントにアクセスすることができます。例として、"Exchange", "IIS Server", "BizTalk", "Office365", "Sharepoint"というMicrosoftアプリケーションのコンポーネントがあるとします。Microsoftアプリケーションのために一つのコンポーネントグループを作成することで、より簡単にコンポーネントのステータスを見つけることができます。
コンポーネントグループの作成方法は次のとおりです。
インシデントを作成することで、顧客にコンポーネントの問題の詳細について速やかに共有することができます。インシデントには リアルタイムインシデントとスケジュールインシデント (またはスケジュールメンテナンス)の2つのタイプがあります。コンポーネントがダウンした時にその問題のタイトルを追加することによってステータスページにリアルタイムインシデントとしてプッシュされ、インシデントに関する簡単な要約と詳細を表示します。インシデントと複数のコンポーネントを関連付けることで、全てのインシデントに対して一度に追跡することが可能です。インシデントが公開されると、Signalsのステータスページにプッシュされて、顧客がそれに影響する全ての問題について把握することができます。スケジュールインシデント(スケジュールメンテナンス)も同様にして作成できます。Signalsにスケジュールインシデントが作成されると(またはSite24x7のスケジュールメンテナンスがSignalsにプッシュされると)、ステータスページのアクティブなインシデントの項目に反映されます。既存のリアルタイムインシデントやスケジュールインシデント(メンテナンス)を編集したり更新する機能もあります。問題の原因の特定に移る際には、リアルタイムインシデントの更新を投稿したり、スケジュールインシデントに修正を加えたりして、それらのインシデントのステータスを変更することができます。
インシデントは繰り返し顧客を継続させるのに役立ちます。インシデントをページに追加し、その解決までの更新を投稿します。インシデントの作成方法は次を参照してください。
リアルタイムインシデントが発生すると、最終的な解決までに複数の段階を経ます。インシデントの進捗を選択することで、現在の進捗状況をインシデントに反映させて更新することができます。インシデントは以下の進捗状況に区別されます。
インシデントタブにアクセスすると、全てのリアルタイムインシデントやインシデントヒストリーが表示できます。インシデントの更新や削除をまとめて投稿することできます。チェックボックスを選択することで、サブスクライバーはインシデントの進捗についてメールを通して把握することができます。
また、インシデントタブへのアクセスで、全てのリアルタイムインシデントや各インシデントの進捗を一度に即座に表示できます。インシデントヒストリーの項目では過去に解決されたインシデントを一画面でまとめて見ることもできます。過去7日間で解決されたインシデントがデフォルトで表示されますが、タイムフィルターを用いることで、過去30日、今年、過去1年間のインシデントを表示できます。過去にあったインシデントの削除が必要になった場合のにもそれを行うことができます。
Signalsはコンポーネントのスケジュールメンテナンスウィンドウを表示します。これらのメンテナンスは スケジュールインシデントとも呼ばれます。Site24x7監視アカウントで設定されたスケジュールメンテナンスをSignalsにプッシュします。Site24x7からプッシュされたメンテナンスはSite24x7のバッジが表示されます。
Signalsでのスケジュールインシデント(メンテナンス)の設定方法は次のとおりです。
繰り返しの詳細
コンポーネントの関連付け
サブスクライバーへの通知
メンテナンスウィンドウで、全コンポーネントメンテナンスが継続中のメンテナンス、スケジュールメンテナンス、完了したメンテナンスに追加されます。.
メモ: Signalsで作成されたスケジュールインシデント(メンテナンス)は編集や削除ができます。しかし、Site24x7のメンテナンスは編集と削除ができず、サブスクライバーへの通知のみ行えます。
Signalsはコンポーネントメンテナンスの進捗を更新することができます。現在のメンテナンス状況の更新を投稿するには継続中のメンテナンスのハンバーガーアイコンをクリックし、更新を投稿をクリックします。スケジュールインシデント(メンテナンス)はインシデントの進捗ステータスとは異なり、4つの進捗ステータスがあります。Site24x7のスケジュールインシデント(メンテナンス)を作成した際には、自動的に"スケジュール"のステータスとして反映されて、そこからステータスを更新することができます。
Site24x7のステータスページをSignalsにいつでも移行することができます。ステータスページ移行の開始方法については次を参照してください。
全ての顧客アカウントを監視するのにSite24x7 Managed Service Providerプランを利用している方の場合、各顧客アカウントのSignalsステータスページを簡単に作成することができます。顧客アカウントのステータスページ作成には次の手順を参考にしてください。
MSPカスタマーのステータスページをいつでもSignalsに移行することができます。カスタマーのステータスページ移行を始めるには次の手順を参照してください。