ヘルプ ネットワークの監視

ネットワークの監視

Site24x7では、包括的なネットワーク監視サービスを使用して、ネットワーク装置とインターフェースの稼働を確保します。ルータースイッチファイアウォール、その他の装置にSNMPで自動ディスカバリを行い、CPU、メモリ利用状況、バッファーヒット統計などの重要メトリックを、継続監視します。
これにより、ネットワーク管理者による、ネットワーク装置とそのインターフェースそれぞれの監視、可視化、最適化、管理作業を支援しています。

一覧

要件

Site24x7ネットワーク監視にはオンプレミスポーラーを監視ネットワーク内にインストールする必要があります。WindowsLinuxの両方でサポートしています。

システム要件

機器/インターフェース数 プロセッサー RAM ハードディスク
100機器または1000インターフェースまで 4プロセッサー 8GB 80GB以上
100から500機器、または1000から2500インターフェース 8プロセッサー 16GB
  • 1オンプレミスポーラーごとに最大500機器をサポートしています。それ超えて機器を追加する場合は、同じアカウントのオンプレミスポーラーを複数インストールしてください。
  • 上記のメモリ容量には、OSで使用されているメモリは含まれないため、4GB分のメモリがさらに必要です。
  • Linuxユーザー:オンプレミスポーラーはrootユーザーで起動する必要があります。

サポートする装置

サポートするSNMPのバージョン

Site24x7のネットワーク監視は、SNMPを利用します。SNMPモードは、リモートの装置と通信し、パフォーマンスメトリックを収集するのに利用します。次のSNMPバージョンがサポートされます。

  • SNMPv1
  • SNMPv2
  • SNMPv3

ネットワーク監視の追加方法

ネットワーク装置とインターフェース追加して、監視を行います。

複数認証情報のサポート

ネットワークディスカバリーは複数認証情報をサポートしており、シンプルな手順でネットワーク機器を検出できます。
複数認証情報は、ネットワークディスカバリで即時に利用でき、さまざまな装置に共通の認証情報を用いることも可能です。

カスタムSNMP監視

カスタムSNMP監視で、様々なベンダーの機器を監視します。装置テンプレートには、それぞれのネットワーク装置タイプについて、定義済みの監視パラメーターの一式が含まれています。
デフォルトのテンプレートは、それぞれの装置タイプごとに利用可能で、1000種類以上の装置タイプがサポートされます。デフォルトテンプレートだけでなく、新しくテンプレートを作成しカスタムテンプレートを追加することも可能です。

SNMPトラッププロセシング

ネットワークやハードウェアの問題を監視し、それら機器から受信したSNMPトラップを処理することで、処置を行うことができます。Site24x7がトラップを処理して、問題の通知を行います。

ネットワーク監視のパフォーマンスメトリック

装置パフォーマンスを、監視詳細ページで表示できます。Site24x7で、各ネットワーク装置をクリックすると、監視詳細ページに移動します。

しきい値設定

ネットワーク装置のしきい値と可用性プロファイルで、対象のステータスのアップ、トラブル、ダウン判定を設定します。ネットワークインターフェースやパフォーマンスカウンターといった子属性にもしきい値を設定できます。

ネットワーク監視の可視化

レイヤー2マップトポロジーマップステータスダッシュボード、NOCビューを使用して、ネットワークパフォーマンスを可視化して分析します。

ネットワークトラフィック分析

ネットワークトラフィックと帯域パフォーマンスをリアルタイムに可視化します。トラフィックピーク、トップアプリケーション、会話を異なるフロー技術を用いて特定し、帯域が何に誰に対して消費されているかを分析します。
Site24x7ではNetFlow、JFlow、sFlow、IPFIX、NetStream、AppFlowをサポートしているとともに、様々ベンダーにも対応しています。

Cisco IPSLAベースVoIP監視

VoIPコールサービスのクオリティをCisco Internet Protocol Service Level Agreement (IPSLA)のコールパスを経由して評価します。コールパスでのネットワークとコール転送を分析し、問題のトラブルシュートや修正に役立てられます。

Meraki監視

Merakiネットワーク機器の可用性パフォーマンスを監視します。

Network Configuration Manager

複数ベンダーの機器で、ネットワークコンフィグ変更の自動化、バックアップの取得、コンフィグのリストアを行います。
NCM機器テンプレートを用いて、機器のconnect、backup、restore、その他コンフィグ関連操作のコマンドセットを定義します。

レポート

監視リソースのパフォーマンス データを集め、多数のレポートを作成可能です。
ネットワークで利用できる、レポートタイプは次のとおりです。

トラブルシュートのヒント