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RDSインスタンスのしきい値設定

RDSインスタンスの監視に、新規のしきい値設定プロファイルを追加する

新規のRDSインスタンスが検出され、監視として追加されるごとに、デフォルトのしきい値プロファイルが、そこに適用されます。このデフォルト プロファイルには、しきい値は事前投入されていないことにご注意ください。このしきい値プロファイルを編集することも、新規でプロファイルを作ることも可能です。

RDSインスタンスの監視に、しきい値プロファイルを新しく作成するには、次の手順にしたがいます。ユーザーの追加方法とアラート設定のカスタマイズについては、 ユーザーとアラート管理のページを参照ください。

  1. 管理 > 設定プロファイル > しきい値・可用性 とクリックしてください。
  2. しきい値・可用性画面のしきい値・可用性をクリックしてください。
  3. 次の情報を指定してください。
    • 監視タイプ:ドロップダウンからRDSインスタンスを選択。
    • 表示名:対象を特定するラベルとして使います。

RDSインスタンスの監視で対応するパフォーマンス カウンターを下に記します。フィールドに値を指定すると、しきい値になります。しきい値違反の際は、監視ステータスが変わり、指定した通知方法でアラートが行われます。


RDSインスタンスしきい値設定

しきい値設定が終われば、プロファイルの保存をしてください。その後、新規作成のしきい値プロファイルは、しきい値・可用性画面に表示されるようになります。

高度なしきい値設定

しきい値違反の確認は、対応する作戦を選択し、パフォーマンス カウンターに条件を適用することでも可能です。たとえば、RDSインスタンスに10GBのメモリを空けることができ、これが600や700MB程度まで下がればアラートするという、シナリオを検討するとします。しかし、一般的には、MySQLは空けられるメモリをキャッシュやバッファに利用してしまうため、空きメモリが減る時があるのも、正常であることに留意ください。このような自然な状況については、はじめからアラートを用意する必要はありません。 かわりに、アラート作戦を定義して、2回、3回のポーリングと連続して空けられるメモリ量が減りつづける場合のみ、通知を送信するようにすることもできます。

また、複数メトリックにしきい値を決め、空けられるメモリの縮小と、スワップ利用の増大が同時に発生しているかを、確認することもできます。

高度なしきい値設定(作戦):
ポーリング回数はしきい値違反を確認する際に、デフォルトの作戦として利用します。しきい値違反の判定には、複数条件 (>、<、>=、<=)を、対象しきい値作戦へ適用することができます。下記の作戦に適用される条件がtrueの時、監視のステータスは「トラブル」に変わります。
  • ポーリング回数でのしきい値条件確認: しきい値に適用する条件が、指定の「ポーリング回数」を通じて妥当する場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
  • ポーリング回数での平均値属性値平均が、指定のポーリング回数にわたり、継続してしきい値への適用条件を満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
  • 指定期間での条件確認(分):しきい値への指定条件が、設定期間を通じて、すべてのポーリングについて継続して妥当の場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。
  • 指定期間での平均値(分):属性値平均が、設定期間について、しきい値への適用条件を継続して満たす場合、監視ステータスは、トラブルに変わります。

デフォルトでは、複数のポーリング チェック プランが適用されることはありません。適用されるプランがなければ、しきい値違反は、ポーリング1回で判別します。

プラン3「指定期間での条件確認」や4「指定期間での平均値」でしきい値違反を確実に検出するには、チェック間隔を最低2回カバーするように、期間を指定する必要する必要があります。

RDSインスタンスの監視は5分ごとにポーリングします。

RDSインスタンス監視の編集のしきい値・可用性

  • 編集するプロファイルをクリックしてください。
  • 変更するパラメーターを、しきい値プロファイルの編集画面で編集してください。
  • 保存をクリックしてください。

RDSインスタンス監視の削除のしきい値・可用性

  • 削除するしきい値・可用性画面で削除するプロファイルをクリックしてください。
  • これによりしきい値プロファイルの編集画面へと移動します。
  • 削除をクリックしてください。

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