2021年12月
APMインサイト - サーバー連携
- サーバー監視をアプリケーションに連携させて、アプリケーションのパフォーマンスと接続サーバーのメトリックを取得します。
APM詳細ページのサーバーメトリックタブ
- APMのサーバーメトリックタブで、アプリケーションのパフォーマンスとその関連サーバーのメトリックを取得します。
[機能強化] APMトレースタブのサーバーおよびJVMメトリック
- アプリケーションがサーバー監視と連携されている場合、そのアプリケーションのトレースタブで全トレースのサーバーメトリックを表示できます。
- Javaアプリケーションのトレースタブで、全トレースのJVMメトリックを表示できます。
[機能強化] IT自動化 - スレッドダンプとヒープダンプ
- スレッドダンプとヒープダンプの実行を自動化し、手動作業の削減とアプリケーションおよびサーバーパフォーマンスの向上を行います。
AWS障害の通知
- AWSの障害をアラート通知するように設定します。障害発生から通知までの監視ポーリング数も選択できます。
AWSサービスクォータの表示と管理
- AWSサービスに関連付けられているリソースのクォータを表示し、Site24x7から直接管理します(AWSへクォータの増加リクエストを行うことも可能)。また、しきい値を設定してクォータに達する前に通知を行うこともできます。
- マスキングとハッシュ化を有効化し、Site24x7へのログ転送データを非表示にします。正規表現のキャプチャグループとして式を指定することで非表示にします。
2021年11月
[機能強化] APM概要タブのイベントタイムライン
- イベントタイムラインウィジェットで、指定した期間内に発生した障害の可視化、分析、トラブルシュートを行います。
CloudSpendの予算情報の表示
予算に関する各情報を取得します。
- 履歴データの取得
- 予算ダッシュボード、予算詳細ページ、最近のアラート、履歴項目の各レポートをスケジュール化
- 最近のアラートの表示とそれを基にした予算計画
- 「日次」および「予測(月単位)」で予算期間を設定
[機能強化] 監査ログの変更前後のパラメーター表示
- リソース変更前と後の設定情報を表示します。この機能はMSP顧客の監査ログでも利用できます。
- GraphQLクエリを送信して、GraphQLベースのAPIサービスから応答を取得します。REST API監視とREST APIトランザクション監視の両方でサポートしています。
コスト削減やリソースの最適化を推奨するこれまでのAWSガイダンスレポートに加え、インスタンスタイプごとの推奨事項を新たにサポートしました。
- ガイダンスレポート内で推奨されているすべてのインスタンスタイプについて、現行インスタンスタイプを分析することで推奨のインスタンスタイプを取得します。
- これら推奨事項は、現在EC2、RDS、MQ、DocumentDB、Neptune、ElastiCacheなどのサービスでサポートされています。
Gateway Load Balancerを監視し、安全なトラフィック分散を保ちます。
- 取得したパフォーマンスメトリックから、フロー数の定量化、正常および異常なホストの切り分けと追跡、トラフィック切り換えの監視を行います。
- 対象グループ、可用性ゾーン、エンドポイントレベルの監視も行えます。また、しきい値設定を行うことで、しきい値超過が発生した際にアラートを通知できます。
OpsgenieおよびPagerDutyのインシデントログ管理
- OpsgenieとPagerDutyといったインシデント管理プラットフォームからログイベントを収集し、各ソースからのインシデントやエスカレーションを監視します。経過時間に応じたアラート、上位のインシデントなどを追跡します。
- 様々なAWSサービスで推奨事項が新しく追加されました。サービスの過剰利用と過少利用を監視して、その使用率を最適化します。現在、各サービスで合わせて185の推奨事項を提供しています。
- トレースルートでネットワーク接続とデータ転送状況を可視化します。
- 各ロケーションとのパスの遅延をグローバルなマップで視覚的に表示します。
- 遅延、ジッタ―、ホップ数などのメトリックでしきい値を設定できます。
AWSサービスの監視リソースの追跡
重要なAWSサービスのすべての関連リソースを表示します。監視リソースタブより次の機能を使用できます。
- 関連リソースのステータスを取得
- 関連リソースに障害が発生した際に通知を受信
- メトリックにしきい値を設定
2021年10月
[不具合修正] APMインサイト PHPエージェント バージョン3.1.1
- Cassandra Simple Statementクエリの追跡に関する不具合が修正されました。
オンプレミスポーラー 遅延ダッシュボード
- 遅延ダッシュボードで、複数のオンプレミスポーラー間の可用性や遅延情報を取得します。
DNS監視の正規表現
- DNS監視の回答の検証項目で正規表現を使用できます。次の形式で正規表現を指定します:${}
ポーリング実行レポート
- Webサイト、Ping、REST API、Webページスピード(ブラウザー)の監視を対象に、ポーリング実行レポートでパフォーマンスや可用性のメトリックを分析します。
[機能強化] キートランザクション監視 - 表示名の編集
- キートランザクションの表示名を変更できるようになりました。
[機能強化] .NETエージェント バージョン5.4.0
- .NET Coreアプリケーションのアプリケーションフィルターをサポートしました。
- キートランザクションのアラートをサポートしました。
- トラブルシュート用プロファイラ―のログレベルが、デフォルトで設定されました。
2021年9月
- ESX/ESXiのハードウェアセンサーを監視し、ステータスや全センサーの合計数といった情報を表示します。
[機能強化] コマンドライン引数による、サーバー監視エージェントインストール時の各機能の有効化/無効化
- コマンドライン引数で、リソースチェック、管理アクション、アプリケーションディスカバリ、サービス/プロセス監視といった機能の有効化および無効化を行います。
[機能強化] AWS RDSとDocumentDBパフォーマンスメトリックにバイト単位を追加
- RDSおよびDocumentDBサービスの一部メトリックで、バイト単位をサポートしました。
[機能強化] AWS EC2およびRDSのオートスケーリング通知の有効化
2021年 8月
RUM - モバイルAPM
- HTTP要求、スクリーントラッキング、ユーザーセッション追跡、フィルター可能なパフォーマンス、React NativeアプリケーションをモバイルAPMでサポートします。
FluentdとLogstashをサポート
- FluentdとLogstashで収集したログの管理と分析を、アプリケーションログ機能で行います。カスタムダッシュボードの作成、アラート設定、比較、ログ管理を単一コンソールで行えます。
CloudSpendの予測
- 今後発生する月次支出の計画を行えます。
- その日に発生した支出を基に月末のコストを予測して、使用状況を調節します。
- ビジネスユニット (BU)ごとの予測支出内訳を表示して、予算の超過を計測します。
[機能強化] Webサイト、SOAP、REST API監視
- アプリケーション層プロトコルのHTTP/2バージョンを使用してHTTPリクエストを送信します。
- ALPNチェックを有効化し、サポートしているアプリケーションプロトコルが、特定のTLSハンドシェイクとして送信されます。
- TLSv1.3とその他サポートされているSSL/TLSバージョンを使用します。
APMインサイトキートランザクションのアラート
- ビジネスに重要なトランザクションをキートランザクションとし、パフォーマンスが低下した際にアラートを受信します。これによりキートランザクションのパフォーマンスを検索することなく分析し、障害を常に把握できます。
Amazon SFTP監視連携
- AmazonS3やEFSとのファイル共有をセキュアに保持し、エンドユーザーのふるまいを可視化します。
PHPフレームワークのログ管理
- Magento、Laravel、CodelgniterのPHPフレームワークのログを監視、検索、管理します。
React NativeアプリのモバイルAPM
- React Nativeプラットフォームで作成されたモバイルアプリケーションを監視します。ユーザーセッションの把握、クラッシュのシミュレート、パフォーマンスの最適化を行います。
[機能強化] カスタムダッシュボード
- テキストウィジェットでプラグイン監視パフォーマンスのテキスト属性を表示します。
2021年 7月
CloudSpend キーベース認証方法の非推奨
- CloudSpendにAWSリソースへのアクセス権を付与する設定で、キーベースではなく、ロールベース認証の推奨を開始しました。
REST APIトランザクション監視のクライアント証明書認証
- 認証が必要なトランザクションのクライアント証明書(PKC#12)をアップロードして、クライアント証明書やmTLSでトランザクションの両端部を確認します。
[機能強化] 監視グループレベルの管理者
- 監視グループの管理者を作成できます。この管理者が作成した監視にのみアクセスでき、これによりチームでのアカウント管理の効率が上がります。
[機能強化] Webページスピード(ブラウザー)
- コンテンツチェックのリソース無視で、ページリソースのアラートを受信しないように設定します。
AWS キーベース認証方法の非推奨
- AWSアカウントに接続しAWSリソースを監視する設定で、キーベースではなく、ロールベース認証の推奨を開始しました。
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) 新規しきい値
- 非アクティブなEKSネームスペースやEKSノードをメンテナンスに設定できます。
- スナップショットの保持期間やサイズ、VM内の占有容量といったパフォーマンスで分析します。
- VM全体のスナップショット内訳の表示、スナップショットの保持期間や数ごとの上位VMの特定を行います。
- オンプレミスポーラー バージョン4.4.6以上で、この監視を追加できます。
Amazon GuardDuty連携に現行およびアーカイブ結果を追加
- GuardDutyの現行の結果とアーカイブされた結果をリージョンおよびリソースごとに表示します。
2021年 6月
VMware 仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)監視
- エンドユーザー体験に加え、仮想デスクトップ、デスクトッププールの正常性やパフォーマンスを単一コンソールで監視します。
- 問題のあるマシンの把握やリソース消費が多い仮想デスクトップの特定、アプリケーションのハングアップやセッションの遅延といったユーザー体験の問題を検知します。
- Site24x7オンプレミスポーラー バージョン4.4.6以上で監視できます。
Amazon Elastic Container Service(ECS)失敗タスクの把握
- メトリック「失敗タスク」で、ECSインスタンスで実行しているタスクが停止または失敗したかを把握します。
[機能強化] アプリケーションログ クエリ検索
- クエリ条件で相対的な単位の値を返せるようになりました。
- 上記には、検索クエリで「histo after groupby」や「groupby after histo」を使用します。
- ログタイプの数値項目で標準偏差を使用できるようになりました。
[機能強化] APMインサイト Javaエージェント バージョン5.2
- Java 15の監視をサポートしました。
- スタンドアロンのHTTP要求が、バックグラウンドトランザクションとして追跡されます。バージョン5.1では無効化されていますが、本バージョンで有効化されました。
- トランザクションの自動グルーピングがバックグラウンドトランザクションに適用されました。
[機能強化] AWSガイダンスレポートの新規推奨事項
- EC2、S3などのサービスに、新たな推奨事項を追加しました。
- 項目「使用率の低いEC2インスタンス」は、ダウングレード先として推奨されるインスタンスタイプを表示し、コスト削減に活用できます。
2021年 4月
[機能強化] Nitroベースのクラウドインスタンスの監視
- AWS EC2監視およびAWS RDS監視で、Nitroシステムを基盤とするクラウドインスタンスにアタッチされているAmazon Elastic Block Store (EBS)の読み込み、書き込み操作のスピードを監視できます。
時刻相対アラート
- アプリケーションログ管理のクエリに"before"を含めることで、出力結果を最長で7日前の結果と比較できます。値やパーセンテージの差に基づいてしきい値を設定しアラートを受信することもでき、これにより、過去の期間と比較して大きな変化があった場合にすぐに状況を把握できます。
アプリケーションログダッシュボードのクエリ言語ベースフィルタリング
- 検索クエリを入力し、クエリに基づいてログをフィルターします。その後、全ウィジェットにわたって適用された同じフィルタークエリに基づいて、ダッシュボードにログを表示します。
2021年 3月
[機能強化] AWSガイダンスレポート
- 各リソースレベルでAWSインフラストラクチャのベストプラクティスな推奨事項を表示して分析します。
[機能強化] トップNレポートとウィジェット
- 過去1時間、過去6時間、過去12時間、過去24時間、今日、過去7日間、過去30日間の期間で、トップNレポートとトップNパフォーマンスウィジェットを作成できるようになりました。また、過去7日間、過去30日間の期間でトップN可用性ウィジェットも公開できるようになりました。
[機能強化] Cloud Spend
- リソース探索:アカウント、サービス、リージョンといったリソースカテゴリーにわたり集計およびページ化されたAWSリソースコストの表示と検索を行います。
- Site24x7 AWSアカウントおよびMSPアカウントをCloud Spendに直接接続し、単一プラットフォームで監視とクラウドコスト管理を行います。
- AIベースの予測とIT自動化機能を用いて、コンテナによるインフラストラクチャ全体のパフォーマンスを監視します。
MySQLの遅いクエリログの管理
- MySQLの遅いクエリログを用いてスローアプリケーションに関連する問題をトラブルシュートします。各項目に基づいて分類されたログで迅速に分析します。
- 専用ダッシュボードでクエリ時間、ロック時間、調査行、リターン行といった各パラメーターに基づいたトップ10スロークエリを表示します。
- CloudWatchログではなく、LambdaランタイムからLambda実行ログを収集することでLambda環境をリアルタイムに観察します。
- 自動または手動による連携が可能です。
2021年 2月
RUM - フィルター可能なパフォーマンス
- ブラウザー、デバイス、ユーザーなどの要素でフィルタリングしWebサイトのパフォーマンスを分析します。
RUM - カスタムAPI
- カスタムユーザーID、JSエラーの取得、現在のセッションの終了などのカスタムAPIが新規追加されました。
RUM - ユーザーセッション
- ユーザーID、ブラウザー、デバイスタイプなどで分析しWebサイト訪問者の体感を把握します。これによりユーザーやリージョン特有の問題を効果的に調査して、根本原因を特定します。
- 過去の監視に基づいたAzureサービスのパフォーマンスメトリクス(リソース使用率の計測)の未来予測を行います。
[機能強化] APMインサイト .NETエージェント バージョン4.9
- カスタムロガーから例外を追跡します。
- コマンドラインや正常性監視(ヘルスモニター)ツールを用いてエージェント設定のバックアップとリストアを行います。
- パラメーター化されたクエリのSQLパラメーター値が表示されます。
- Rabbit MQおよびMicrosoft SQL Asyncの監視をサポートしました。
[機能強化] マイルストーン比較による可視化
- 2つのマイルストーンマーカー間でアプリケーションパフォーマンスを比較して、問題修正、機能リリース、製品強化の影響を評価します。
WMIベースのエージェントレスサーバー監視
- エージェントレスのサーバー監視でWindows Serverを監視する際、SNMP認証情報にくわえて、WMI(Windows Management Instrumentation)の資格情報を使用できるようになりました(併用可能)。
- Windows ServerでWMIを設定し、Site24x7に資格情報を追加することで利用できます。
[GAリリース] ネットワークフロー監視と帯域の最適化
- 様々なフロー技術を用いて、ネットワークを通過するトラフィックフローを取得し、アプリケーション、プロトコル、送信元、宛先、カンバセーションごとに分類して表示します。
- 包括的なNetFlow監視のレポートとダッシュボードを用いて、最大トラフィックの生成と消費を行った上位のリソースを表示して、帯域の最適化を支援します。
[機能強化] AWS監視
- AWS Transit Gateway監視が強化され、全Transit Gatewayアタッチメントを監視します。
- CPU使用率、空きストレージ容量、検索レートなどのElasticsearchノードメトリクスを監視します。
[機能強化] チェック間隔
- Webサイト、REST API、SOAP、Ping、SMTP、POP、FTPの監視タイプで最短30秒にチェック間隔を設定します。
- この設定は2ベーシック監視ライセンスが消費され、Enterprise、Enterprise Web、Enterprise Plus Web、Elite、Elite Webパックでのみ使用できます。
2021年 1月
vCenter認証情報を用いた全VMwareリソースの監視
- VMware vCenterまたは各VMware ESX/ESXiホストの認証情報を用いたリソースの監視方法を選択できます。全ての子リソースに適用して、毎回ホストレベルで設定する必要なく単一の認証情報で全リソースを監視できます。
- Amazon Inspector連携により、Inspectorの結果から詳細に分析しセキュリティ監視を強化します。
- 重大度によってグループ化されたEC2のリソースレベルでInspectorのセキュリティ結果を表示しアラートを受信します。
[機能強化] CloudSpend
- AWSで関連付けられているアカウントで発生したクラウドコストを分析します。
- 実行月の最初の日付から現在の日付までを選択すると、支出分析の貯蓄プランの月額見積もりに基づいて1か月間使用できるクラウドコストを表示します。
- 期間が1か月未満の場合は、トレンド分析の積み上げ面グラフを利用して、日次支出情報を表示します。ズームインとズームアウトオプションを使用できます。
- 期間が1か月未満の場合は、リソース探索の積み上げ面グラフを利用して、アカウント、領域、サービスごとの日次支出情報を表示します。
- 期間が10日または10か月を超える場合は、リソース探索の各グラフを利用して、アカウント、領域、サービスごとのコスト内訳を表示します。